2006年3月10日
オールディーズ [ その6 ] ( Mayumi )
まあ、なんというブランクなんでしょう。と言っても私が勝手に記入してるのであって、果たしてどれだけの方が読んで下さってるか、ほとんど独りよがりのブログになってる気がしないでもないが。本当に占領してしまってる状態で申し訳ありません。
ということで先にお許しを乞うって、去年の6月以来の続きをお話しさせていただきましょう。(前回は2005年6月の日記です。)
さて、桜の季節も終った4月の末、私達はおじさんの転勤で磐城市小名浜(今のいわき市小名浜。今のいわき市平は平市だった)へやってきました。このおじさんの転勤が私の第二のターニングポイントとなったのです。
もし、小名浜へ来なかったら、ずっと和歌山県の御坊市にいて、今ごろ私はおじさんの養女になっていたかもしれません。そして、まったく違った人生を送っていたかもしれません。
小名浜って、昔はとっても田舎だったんです。もちろんそれまで半年間ではありましたが、住んでた御坊市の藤田町も超田舎でした。でもおばさんたちが垢抜けていてそんな環境で暮した私はいつの間にかちょっぴり垢抜けて来てたんでしょうね。転校先の小名浜第二小学校の先生からは一目置かれるし、クラスメートからもちょっと都会風な子と思われてしまったようでした。また、同級生の男子などにうとましく思われたこともあったようです。考えられない!!
なぜか小名浜の思い出はあんまりいい思い出はないのです。ただ、海が近かったのでよくおばさんにお弁当を作ってもらってお友達と海へ行きました。よく岸壁で船の絵を描いてました。まさか自分が海の近くで住むことになるなんて夢にも思わなかったから、海そのものが夢のような存在でした。寄せては返す波を見ているとなぜか異次元の世界にいる気がしました。それまで「海」なんて見たことなかったのですから。
和歌山にいるときはおじさんとおばさんにあっちこっち連れて行ってもらいましたが、とても印象に残ってるところはやっぱり海です。南紀白浜ご存知でしょうか。円月島が忘れられません。後に何年かぶりに子供たちと尋ねることになるのですが、そのときの話はまた後ほど…
そんな海大好きの私なのに小名浜はいい印象ではなかったのです。それはたぶん仲良しお友達が出来なかったせいもあるかも知れません。和歌山での半年間で、いまだに年賀状をやり取りしてるお友達や先生がいるのに小名浜ではそれがないのです。それにその小学校は私の卒業校となったわけなのに未だに一度も同級会のお知らせもないんですもの。もちろん卒業アルバムもなかったのですから仕方ありません。名簿もきっとないのでしょう。信じられないことですね、今考えると。
さて、どうして小名浜が、第二のターニングポイントになったのでしょう。
今では高速もあるので若松から小名はままで1時間ちょっとで着いてしまいます。昔は49号線か、(はたして道路は今のように整備されていたかどうか)郡山から磐越東線に乗り換えて平市まで行ってそこから臨海線に乗り換えて小名浜まで、たぶん3時間以上かかったでしょう。それでも福島県内です。はるか遠い南紀とは比べにならないくらい近いでしょう。
それがあだになりました。ある日祖父母が小名浜まではるばる汽車にのって遊びに来たのです。孫の私に会いたい一心で。私は大変じんちゃっ子でしたから。それが夏休み前の話でした。
それから大変です。急に夏休みは会津に帰ることにいつのまにかなっていました。父が弟も連れて小名浜に迎えに来ました。そのときみんなで海水浴へ行ったのを覚えています。でも海の水が冷たかった。そして、太陽がぼんやりしてた。会津の夏の太陽ってギラギラしてるでしょう。真っ青な空に真っ白な雲、そして照りつける真夏の太陽!そんなイメージを持っていたのに小名浜の太陽は印象の薄いものでした。今考えると当たり前のことです。お天気おばさんの私としてはわかりきったことです。(お天気おばさんのことはまた後ほど)
そんなこんなで私には訳もわからなかったのでしたが、夏休み会津へ帰ってきました。
そしたら、なんと実家ではすっかり私の受け入れが整っていたではありませんか。
何年も後に聞いた話ですが、どうも祖父が、逆里心付いたらしく父を責めたらしいです。つまり、後夫に婿養子に来た父を実子でない私を追い出したって責めたらしいのです。なんてひどいこと祖父は言ったんだろうって思いました。父がかわいそうです。でもそのときはそんないきさつは、わかりませんでしたからなすがままです。大人の間ではいろいろあったみたいです。
そして夏休みも終わるころ(そのころはすでに、謹教小学校に戻ることになっていました)、突然おばさんが私を迎えにやって来たのです。そしてまた、大人の間ではいろいろあったみたいです。そして聞かれました。小名浜に戻るかって。私は子供心になんとなく小名浜に戻った方がいい状況かもと思いました。母のそばにいたいという里心もついてしまいました。でも…そして…
さて、いろいろ振り回された私ですが、どうなったんでしょうか。次回またお話いたしましょう。
投稿者 aizunekai : 18:17 | コメント(0)

