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2001年02月12日

またまた大学のシステムについて

実は私にとってこの週末は中間試験に挟まれた週末なのです。というわけで、中間試験勉強中の散らかった机の上が今回の写真です。ちなみに、勉強のお題はコンパイラ。

前回のコラムで転学という言葉を出しましたので、今回は転学(transfer)について。日本では一度大学に入ると転学はなかなか大変だったり、ましてや専攻を変えるとなればもう一度入試を受け直さねばならなかったりしますが、アメリカではどちらもごく普通のことです。そもそも大学入学にあたってのプロセスが違いますからね。

もちろん、転学すれば移行単位の関係で同じ授業をもう一度とか、それ以前に移行できない単位があるとか、色々と苦労があるかもしれません。もちろん、専攻を変えれば他人の何倍もの努力と時間を要求されることは言うまでもありません。が、そういった機会があるということはかなり大きな長所だと思います。本人に努力する気があるのならチャンスはいくらでも与えよう、という懐の深さを感じます。まさに、叩け、さらば開かれん。です。

が、こちらへ来て「コンピュータサイエンス(CS)から専攻を変えた人」にかなり出会いました。アメリカの大学に楽な学部は存在しませんが、中でもCSはかなりきつい方に入るようです。こんな時は、簡単に決断を覆せない日本の大学の方がいいのかもしれないと思いますが、まあどっちもどっちですね。結局は個人と大学との相性なのでしょう。私個人に限っていえば、アメリカの大学の方が楽ですね。勉強はきついけど。

投稿者 akiko : 2001年02月12日 13:08

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