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2001年09月24日

明日から新学期

ただでさえ不景気に向かっていたアメリカ経済が、先日のテロで不景気に拍車がかかってしまったようです。特に、数日間全便欠航を余儀なくされた航空業界の痛手はすさまじいものがあります。

夏休みもやっと終わり、明日から秋学期が始まります。というわけで、今日の写真は今年度のアカデミックカレンダーです。休日はもちろん、OSUのさまざまな行事、フットボール等の予定、各種手続きの締め切りや期末試験期間などが予め書かれていて大変便利です。

例のホームレス問題ですが、結論から述べると、弁護士に相談することになりました。大家がこちらに一言もなく私たちの荷物を出し、他の人たちに貸すことにしたのです。こちらは随分前から家を選んで、しなくてもいいはずの掃除をし、電話を引き、何度電話しても無視されて何週間も放っておかれたというのに!挙句、別の家に荷物を移されて、「ここでいいでしょ?何が気に入らないの?」とは・・・もはや家がどうとかいう問題ではなく、こんな信用のおけない大家の店子になればこれからもこの調子で問題が降りかかってくるだろうことは簡単に予測できるので、他を探すことにしました。とはいえ、それは学期が始まる前週の水曜日・・・しかも今年度は学生がいつもに増して多いようで、どこも空いていないのが現状です。が、なんとかひとつ見つけ、現在審査中なので週明けに結果がわかることになっています。

幸い大学内に弁護士が常駐しているので、学期が始まり次第相談に行こうと思っています。先週行ったら閉まっていて、「学期が始まり次第空きます」という貼り紙がしてあったので。実際、賃貸関係の問題は色々とあるらしく、そのような問題でヘルプが必要な場合はこちらに電話を、というようなことも書いてありました。

というわけで、先週後半は、はっきり言ってアメリカのすべてが嫌になっていました。もうひとつの問題、ソーシャルセキュリティナンバーもまだ来ていないし。クレジットカードの請求書送付先を変更するために日本へ電話したところ、オペレーターのあまりの丁寧さに驚いてしまいましたし。「この人は何故私にこうも親切なんだろう」と思ってしまいました。さんざん英語で怒鳴り続けた後だったので、尚更だったのかもしれませんが。英語は怒鳴るのに向いている言語だと、骨身に沁みて感じた一週間でした。

投稿者 akiko : 13:21 | コメント (0) | トラックバック

2001年09月17日

テロリズムとアメリカの正義

夏休みはあと一週間を残すのみとなってしまいました。相変わらずホームレスな私は一体どうすればいいんだか・・・警察に行ったものの、あまり役には立ちませんでしたし。

さて、私のホームレスどころではない騒ぎが現在アメリカで起こっていますね。大都市は厳戒体勢に限りなく近いようですが、このど田舎は大変平和でいつもの日常が展開されています。どのくらい平和かというと、テロが起こったことを私は日本からのメールで知ったくらい平和なのです。はからずも疎開状態にあるのでした。

あまりにも信じられない映像で映画のようだとはよく言われていますが、CNNがNYで街頭インタビューをしている時に、飛行機がWTCに突っ込んでいくのを目の当たりにした男性が「すごくリアルだった。映画みたいだった」と言っていました。リアル(現実)を前にして「すごくリアルだった」も何もないような・・・しかしそんなものでしょうね。私も含めて、平和ぼけとはよく言ったものです。

亡くなられた方々は心からお気の毒だと思います。私はけしてテロリストを擁護するつもりはありませんし、今回のように人命に何の敬意も払わないやり方を肯定するつもりもありません。が、この一週間というもの、テレビをつければpunishment(制裁)だのjustice(正義)だの、あんたら何様?と思うことばかりで、もううんざりです。アメリカの威信にかけてここは引っ込むわけにはいかないんだろうな、と最初は思っていましたが、もう理解の範囲を超えています。新聞の見出しに"wonder why"なんて書いている場合ではなく、今回の事件はまさに起こるべくして起こったものだと少しは認識すべきです。民間人を巻き込んだこの事件をテロというならば、アメリカは世界中でテロ行為を働いてきたのです。バグダッドのビルにミサイルを射ち込んだのはどこの国だと聞きたいし、巻き込まれた人には家族や友人がいて彼らの悲しみははかりしれないと言うならば、同じことはバグダッドでもコソボでもベトナムでも広島・長崎でもあったと想像してみたらどうだと言いたい。今はまさにそんな気分です。

人の命はどれも尊いとはよく言われますが、アメリカ政府を見ていると、アメリカ人の命の重さとその他大勢のそれには明らかに違いがあると思っている節が見受けられて、私は大変不愉快です。もちろん自国民を優先するのは政府の義務ですが、優先するあまりに変な方向に向きがちのような気がします。今回のような事件で「『ならず者国家』に制裁を」と言っている間は歴史は動きはしないでしょう。単に繰り返し、因果を巡らせるだけです。もしもすべての発端が慣習・思想の異なる世界へ自由を盾に土足で踏み込んだことにあるならば、アメリカおよび関わった国々は潔くその非を認めるべきです。世界中の軍事国家とそれを支援する国々に、冷静な判断を望んでやみません。

投稿者 akiko : 14:52 | コメント (0) | トラックバック

2001年09月10日

カニータ

日本は台風が近づいているようですが、皆様いかがおすごしでしょうか。先週に引き続き、私は相変わらずホームレスです。もうすぐ授業始まるんだけどなーもう。というわけで、明日(月曜日)警察にでも行ってこようかと思います。

家なき子だからあちこちうろうろしているというわけではありませんが、週末にカニータへ行ってきました。カニータは、ここコーバリスから約170マイル(約272キロ)離れたところにあるIndian Reservation(ネイティブアメリカン特別保留地)で、砂漠のど真ん中にあるリゾートです。砂漠といっても鳥取砂丘のような砂漠ではなく、もっと目の粗い砂というか石がごろごろしていました。岩山がそびえたっていて、道のいたるところに「落石注意」「鹿に注意」「牛に注意」「馬に注意」の看板が・・・注意しろと言われても困るものばかりです。「熊に注意」がなかっただけまだましかもしれませんが。

そういえば先日、ハイウェイで鹿が車にはねられて死んでいるのを見かけました。鹿も気の毒ですが、はねた車も気の毒です。

コーバリスはすっかり秋の気配がただよっていますが、カニータはまだまだ夏でした。もっとも、ここは年中暖かいようですが。カニータの近くにある町の名前はWarm Springsといいますし。そんなところのプールで遊んでLAでの日焼けの上にまた焼けてしまった私は、こんな奴日本人じゃなーい!と自分でも思います。ハワイアンか、そうでなければちょっと顔が平らなネイティブアメリカン・・・でも、いくらCS専攻だからってインド人に間違われることはないと思いますが。インド人にしては、私の顔はのっぺりしすぎています。

特別保留地はアメリカ先住民であるネイティブアメリカンを保護するための区域・・・ということですが、どうも腑に落ちないのは気のせいでしょうか。マイノリティ保護地にマジョリティ用のリゾートがあるというところに、どうしてもマジョリティの傲慢さを感じてしまいます。それでお金を落としていくんだからいいじゃないかという考え方もありますし、それは確かにその通りなのですが、どうしても何か違うんじゃないか?という思いを拭えないのです。甘いかな?

そういえば、カニータまでわざわざ出かけて行く酔狂なアジア人は少ないのか、随分と視線を集めてしまいました。特に子供が。日本にいる外国人はああいう気分なんですねえ。

投稿者 akiko : 16:11 | コメント (0) | トラックバック

2001年09月03日

解雇の危機にあってホームレス

月曜日がthe labor dayで、今週末は三連休です。南の方にあるクレイターレイク国立公園に行ってきました。クレイターレイクは7700年だか7800年前だかの噴火でできたカルデラ湖です。水がとにかく青い!なかなか神秘的なところでしたよ。

とまあ、のんびりしているようではありますが、実はあまりのんびりしている場合ではなく・・・しかし私ひとりがじたばたしても何ともならないのでのんびりしている、という感じです。具体的に書きますと、実は私、現在ホームレスで、かつレイオフの危機に瀕しています。

ホームレスというのは、この度寮を出て家を借りることにしたのですが、LA行きの前に大家が私が戻り次第入れるように準備をしておくと約束したにもかかわらず何も変わっておらず、その上連絡がとれないという最悪の状態にあるのです。頭にきたので留守電に「早く家具を入れてください。それだけで結構です。残りの掃除は私がやります。ただし、9月分の家賃は安くしてもらいますからね」と相手が出ないのをいいことに言い放っておきました。荷物を入れるために鍵を貰っていたのが不幸中の幸いですが。

レイオフの危機というのは、仕事がみつかったのでソーシャルセキュリティナンバー(社会保障番号)が必要になり、ソーシャルセキュリティオフィスに書類を出したのですが、二週間で来ると言われたものが、二ヶ月経っても来ない!学校側もソーシャルセキュリティナンバーがない人をいつまでも雇うわけにはいかず、私はいつ仕事がなくなってもおかしくないのです。これまた頭にきたので電話をしたところ、「二週間前(←これでも予定より遅すぎ!)に送られているはずですが」という返事が。
「でも来てませんよ」
「では、もう一度書類を提出してください。再発行になります」
「また?!また時間がかかるんじゃないですか?その間に私、カードが来ないがために仕事失くすかもしれないんですけど。だからって私に何かできるわけじゃないし。ガバメントの怠慢がガバメントの定めた法律に触れて、なんで私がレイオフされなきゃなんないの!」
と、その人相手に怒鳴ったところでなーーんにも変わりゃしないんですけれども・・・ああ、思い出したらまた腹が立ってきた・・・。

これに加えてLA往復でスーツケースが壊れ、それもまた苛々・・・どういう扱いをしたらパンパンに入っていたハードケースの角がへこんで、伸ばして引っ張るところ(わかります?)が曲がるのかとても知りたいところです。

アメリカの適当さからは確かに恩恵を受けています。それは全面的に認めます。ただし、その負の部分が降りかかってくるとこんなに面倒なことはないです。そうそう、紛失してしまった私の荷物について以前に書きましたが、この度、現金という形で戻ってきました。が、なんか少ない・・・しかし私には、見知らぬ人にクレームをつける元気はもう残っていません。

投稿者 akiko : 15:53 | コメント (0) | トラックバック