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2002年01月28日

起きてみたら、なんと雪が!積もっていました。3センチほど。このあたりは網走並の高緯度にもかかわらず、雪はほとんど降らないので驚きました。去年の冬も一日だけ雪がちらついただけでしたし。しかし、さすがに今回は明日の朝に道路が凍結していそうです。かつて住んでいたにもかかわらず、会津の雪の写真を見て「どひー」と思っている私、はたしてちゃんと歩けるのでしょうか。会津にいた時ですら、片道5分で大学に着くはずが道路凍結のため30分かかっていたくらいですからね。

日本の景気は相変わらずのようですが、アメリカもついこの間までの好景気はどこへやら、エンロンは倒産しKマートは破産申請し、なにやらまた失業率が上がりそうです。エンロンに関しては政界との癒着も疑われていますし、炭疸菌の犯人はまだ確定されていませんし、アメリカは最近暗いニュースが多いですね。

さて、そんな中でも来月はユタ州ソルトレイクシティにて冬季オリンピックです。実は私、開会式が2月8日だということをようやく知りました。アメリカはこのようなパフォーマンスがものすごく上手いので、開会式がどのようなものになるのかとても楽しみです。ただ、9月のテロを受けて、警備はこれまでにない厳しさになっているようですが。開閉会式典中に市の上空を通過した飛行機は問答無用で撃ち落とす、との警告がかなり前から出されているくらいですし。せっかくのオリンピック、無事に終了してほしいものですね。

スーパーボウルで歌うのはマライア・キャリーだそうですが、オリンピックの開会式では誰も歌わないのでしょうか。アメリカは、歌手のみならず芸能人の層が本当に厚くて競争が激しいのでとても面白いです。と、先日インターネットラジオで日本の歌をたまたま聴いて思いました。歌っているというより呼吸困難に陥っているというふうにしか聞こえないし・・・。いつの間にかこちらの歌に耳が慣れていたようです。どうやら、帰国する時は色々な逆カルチャーショックに見舞われそうですね。

投稿者 akiko : 14:05 | コメント (0) | トラックバック

2002年01月21日

キング牧師の日

ブッシュ大統領、プレッツェルで一時失神・・・新年早々やってくれました。餅の間違いじゃないのか?と思ってしまったくらい間抜けなこのニュース、ホワイトハウスは笑い話にしたいようですが、アメリカ在住のアフガニスタン人がどんな気持ちであれを見たのかと思うと私には笑えません。

今日の写真は、我が家のみならず数多くの家庭で重宝がられているブリタ社の浄水器です。一見するとシンプルですが、よく観察すると機能性がとことんまで追及されています。さすが職人の国ドイツ!と思っていたら、会津大の同輩(現在ドイツにて修士論文執筆中)が言うには「ドイツの水道管から出る水は細かいゴミみたいなのがいっぱい含まれていて、フィルタを通さないと飲めない」のだとか。また、ドイツ人のある先生は、ゴミどころか髪の毛に遭遇したらしいです・・・ひー。まさかそんな背景が存在するとは。必要は発明の母、というには怖すぎます。

アメリカの水道水は硬水で、私は最初の数ヶ月間、水が肌に合わずに大変なことになりました。どんなにクリームを塗りこもうとオイルを塗りたくろうと、そのうち肉が見えてくるんじゃないかと思われるくらいの勢いで脱皮を繰り返していたものです。もちろん個人差があって、軟水である日本にいた時にどうしても治らなかった肌荒れがアメリカに来て治った、という私とはまったく逆の人もいます。

明日の月曜日は第三月曜日でMartin Luther King Jr.の祝日なので、この週末は三連休です。ご存知のように、キング牧師は黒人の公民権運動指導者であり、のちにノーベル平和賞を受賞しました。彼の演説"I have a dream"はあまりにも有名ですね。驚くべきは、その演説がなされたのが今から約40年前でしかないということです。たった40年前まで、アメリカは黒人の市民権と白人のそれに差があって当たり前、の国だったのです。さらに、この祝日が定められたのは1980年代(アメリカで最も新しい祝日)ですが、その当時でさえ、この祝日を拒否する州がいくつかあったほどなのです。そして、大変残念なことに、現在でさえキング牧師の夢は完全に叶えられたとはいえず、いまだ様々な人種差別が依然として存在します。むしろ以前ほど表層化しにくいだけに、余計に性質が悪いという見方もできます。しかし、少なくとも、なくしていこうという方向に社会全体が向いているのは大変良いことだと思うのです。この国のこういう側面は大いに見習う余地があるのではないでしょうか。ただ、同じ調子で他国に内政干渉するのはやはり勇み足でしょうが。

投稿者 akiko : 16:04 | コメント (0) | トラックバック

2002年01月14日

アメリカの病院

私事ですが、今週は私の誕生日があったのでポートランドにあるビュッフェレストラン、TODAIに行ってきました。TODAIは、「灯台」だと思われます。まさか「東大」じゃあるまい・・・。ここは寿司があったり餃子があったりうどんがあったりケーキがあったりクレープがあったりと、シーフードビュッフェと言われながら実はかなり無節操に色々と置かれています。生の魚とケーキなんて、食べ合わせ悪そうだな・・・とか思いつつもしっかり食べてきましたが。アメリカで一口でもケーキを食べた経験のある人にはわかっていただけると思いますが、日本のケーキは美味しさといったら!酒飲みでほとんど甘いものを口にしない私ですら、日本に帰ったら食べたいものの中にケーキが入っているくらいですからね。

さて、冬学期一週目が始まりました。仕事だけしていれば良かった休み中と違って、また忙しい日々の再来です。私は授業と仕事だけで既に自分の許容量を超えていますが、同じ学部のある友達は、授業を受けながらTAとして働き、とここまでは私とほぼ同じですが、その上1歳半の子供を育てるという荒業をこなしています。信じられない・・・母は強しとはよく言ったものです。あとは、期末試験直前に子供が病気したりしなければいいけど。

病気といえば、長じてからは幸運にも病気らしい病気をせずにすんでいるので、アメリカにいても私は病院に縁がありません。が、こちらに来て数度、検査等のため大学のヘルスセンターに行く機会がありました。日本の病院と似通ったところも違うところもありますが、私がもっとも大きな違いだと思ったのが、診察室にドアがあること!日本の病院の、患者のプライバシーに対する配慮のなさには呆れるばかりなので、アメリカはさすがにこのあたりはしっかりしていていいなと思いました。しかし、いいなあと思ったのはそこまでで、医薬用語どころか身体の部位の英単語すらろくに頭に入っていない私は、その直後に問診で四苦八苦することになるのですが。それでも、医療従事者はそれなりの訓練を受けているのか、看護婦さんもお医者さんも患者への接し方は文句のつけようがありません。

と、医療の現場はなかなかに洗練されているアメリカですが、その裏には高額の医療費という問題が存在します。日本のように国の保険というものはないので、個人は各自で保険を買って治療費をまかなうことになるのですが、その保険料も決して安くはありません。それでも、全額負担することに比べれば遥かに低額ではありますが。なんせ、保険会社が出してくれる額が日本円にすると億単位、というものも珍しくないのです。これ、生命保険ではなく医療保険の話ですよ。それほどアメリカの医療費は桁違いなので、おちおち病気にもなれません。たとえば、虫垂炎を起こしたことのない私は内心どきどきです。でも虫垂炎の予防法って・・・何?

投稿者 akiko : 16:37 | コメント (1) | トラックバック

2002年01月07日

アメリカの正月

明けましておめでとうございます。皆様、今年もよろしくお願いします。

とは言ったものの、正月よりクリスマスの方が重要といった雰囲気のあるアメリカなのでいまいち正月気分を味わわないまま、明日から新学期です。クリスマス当日は前述しましたようにシアトルにおり、店という店が閉まってゴーストタウンと化したシアトルで食べ物を求めてさまよっていました。アメリカに来て二度目(一度目は渡米直後の感謝祭)の食糧危機!・・・しかし何故二度もこんな目に・・・結局、郊外の中華料理屋が営業していたから助かりましたが。そして、ちょうど旅行でシアトルに来ていた先輩と一升瓶を空けつつクリスマスの夜は更けていきました。え?罰当たり?キリスト教徒じゃないので当たる罰すらなさそうだからいいんです。正直な話、2000年前のおじさんよりも旅行ついでに日本酒かついで来てくれた先輩の方がよほど有難いし。久しぶりの日本酒は涙が出るほどの美味でした。

結局、私も昨年の仕事納めは大晦日(しかも給料日が大晦日)で初仕事は3日でした。除夜の鐘ではなくタイムズスクウェアやディズニーワールドのカウントダウンを見つつ年を越し、元日はごろごろ、といった正月になりました。しかし、タイムズスクウェア(ニューヨーク)もディズニーワールド(フロリダ)もここより3時間先なので、カウントダウンは録画なんですけどね・・・。アメリカの正月といえばもちろん駅伝ではなくフットボールで、フィエスタ・ボウルを観ていましたがいまだにルールがよくわからず・・・正月くらい、と言いながら真っ昼間から酔っ払っていたから余計にわからなかったような気もしますが。

と、このように初日から奈良漬け状態で始まってしまった2002年、もうすぐ冬季オリンピックですね。でも、いつから始まるのか知らない・・・。こんな私ですが、なんと今年は年女なのです。いいんですかね、こんなんで。中学生くらいの時に思い描いていた二十代とは、決して、元日から酒くらってテレビを観るようなものではなかったはずなんですが。いいのかなーと思いつつも、今更修正はきかなそうなのでもう諦めていますが。今後もあたたかく見守ってくだされば幸いです。

最後になってしまいましたが、今日の写真はここ半年ほど愛用しているBORDERSカフェのリフィルカップです。このコラムで何度かスターバックスのカップを紹介しましたが、大学の図書館はあの紙コップは持ち込み禁止なので、このリフィルカップを使っています。あと、一度コーヒーを飲んだだけでカップを捨ててしまうのは心苦しいものですしね。

投稿者 akiko : 13:21 | コメント (1) | トラックバック