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2003年02月26日

確定申告ふたたび

期末試験真っ只中で取り込んでいたもので、週末のコラムは勝手ながら今日に延期いたしました。悪しからず。

さて、この季節といえば確定申告・・・写真はアメリカの確定申告のための冊子です。ぶ、分厚い・・・去年生まれて初めて確定申告をしたのはここにも書きましたが、結局わけがわからずに人に手伝ってもらった、というか実際は全部やってもらったという情けない過去がある私は、この冊子を見ただけで暗ーくなります。

あー今年はどうしよう助けてくれる人がいないーと思っていたら、そういえば同期にアメリカ人が!早速聞いてみました。「ねーねー確定申告した?」「まだ。でもアメリカの両親のところに書類とか行くはずだから、たぶん両親がほとんどやってくれると思う」「・・・いいなー。書類が来たはいいけど、よくわからなくてね」「実は僕もよくわからない」・・・おまえはいったい何年アメリカ人やっとるかー!くそー最後の望みだったのに。しょうがない、期末が終わったらひとりで取り組むことにします。とほほほほ。

合理性を重んじるといわれるアメリカ社会ですが、ところどころある合理化されていない部分はどこまでも合理化されておらず、驚くばかりです。たとえば確定申告とか・・・納税者に自覚を持たせるという点ではたしかに今のシステムの方がいいとは思いますが。はー私もさっさと済ませてしまおう。私の払った税金がイラク攻撃に使われるなんて冗談じゃないし。

・・・そして、ドイツでも確定申告をしなくてはならないような気が・・・しかし、これこそ何をどうすればいいのかまったくわかりません。うぎゃー。

投稿者 akiko : 02:23 | コメント (0) | トラックバック

2003年02月17日

いまさらながら英語

先週すっかり書くのを忘れていましたが、こういうニュースがありましたね。
・コートニーラブ旅客機内で乗員に罵声を浴びせて逮捕(朝日新聞
・中島らも大麻所持容疑などで逮捕(朝日新聞)(毎日新聞)(読売新聞
不謹慎ですが、どちらも思わす苦笑してしまいました。逮捕されて「あの人が!?」と思わしめるケースは数あれど、「あーあの人ねー」と納得させたり「今頃かいっ!」と突っ込ませるケースはなかなかないかと。しかも一週間のうちに二人も。さらによく見たら同じ日ですね。世界一のビッチとの誉れ(?)が高いコートニーに遭遇してしまった客室乗務員はお気の毒ですが、でも飛行機内で暴れたくなる気持ちはわかるよ・・・と思ったらアッパークラス!いいじゃん私なんてエコノミーしか乗ったことないんだぞーしかも毎回毎回一番後ろの席の窓際とか前の席の人がずーっとシートを全部倒すとか後ろの席が子供で背もたれをガンガン蹴られるとかそういうのばっかりなんだぞーブツブツ。

さて、最近はなんだか天気が良くて暖かいので助かっています(写真)。とはいえ、来週から試験なので天気の良さに浮かれてばかりもいられないのですが。自分の試験勉強もですが、あいかわらずTA仕事の採点が・・・だから解答は読める字で書いてくれとあれほど・・・ブツブツ。あまりに読めない解答があったので、本人に目の前で読ませてその場で採点しました。最初は、それが英語で書かれているということすら判別できなかったので、苦肉の策です。読めないという理由で減点するのもしのびないし。

英語といえば、ドイツに来てから一度、あまりにわからない言葉で話し掛けられるので「すみませんが英語でお話してもらえますか?」と言ったら相手は最初から英語でしゃべっており、単にアクセントのきつい人だったということがありました。その後平謝りに謝ったのは言うまでもありませんが、あの人はいったいどこの国の人だったんでしょ。アメリカに行ったばかりの頃はインド人が英語をしゃべっているということすらわからなかったものの、慣れればいつのまにかインド人相手にジョークのひとつやふたつ言えるようになるもんです。一口にインド人といってもインドは広く、出身地が離れているとアクセントも微妙に違います。ついでに、中国人も北京語圏の人と広東語圏の人では英語のアクセントが違います。アメリカのCS大学院に行くとこういうリスニング力が身に・・・え?あまり嬉しくない?まあたしかに、アメリカ人の英語がたまにわからなくなるという弊害はありますが。アメリカ人のアクセントでは、ハワイ出身の女の子たちの話し方がとっても可愛いですよ。

そんなこんなでアメリカで変な風に鍛えられてしまった私にとって、ドイツ人の英語は思わず拝みたくなるほど聴き取りやすくて楽です。ドイツ語でウムラウトを普通に織り交ぜてしゃべっている彼等にとっては、一度覚えてしまえば英語はさして大変なものではなさそうです。私の場合、ウムラウトはまったく発音できないので「ケルン」が当然言えません。それどころか、会話の中で突然出てきても聴き取れません。ドイツ人の友達が「冬休みはケルンに行ったんだー」と言ったのに対し「それどこ?」などと聞いてしまい「ケルンを知らんのー?」とあきれられてしまいました。ゆーーーーーっくり発音してもらうと「ケルン」と聞こえますが、普通に話すスピードだとまったく違うように聞こえます。こういうふうなので、ケルンの大聖堂は一度見に行きたいんですが切符を買える自信がありません。あんな有名な観光地なのに、皆どうやって切符買ってるんでしょうか。紙に書くしかないか?

投稿者 akiko : 06:24 | コメント (0) | トラックバック

2003年02月10日

現代日本文学の翻訳・普及事業

早いものでとっくに2月なんですよね。デパートの食料品売り場でヤクルトを見つけたので買ってみました。何年ぶりだかなー。今月末は試験なので頑張って勉強しなければ。また、TAをしているクラスの課題がプログラミングではなくなったんですが、手書きの解答の採点は大変です。頼むから読める字で書いてくれ。私も人のことは言えませんが、それにしたって読めない解答が多いです。これに比べたらプログラミングの課題の採点は楽でした。中国人の学生の文字はさすがに綺麗で、彼等の前で漢字を書くのは実はかなり恥ずかしいです。数学用語などは英語ですべて把握しているとは言い難いので、そういう時は漢字が役に立つんですけどね。数学用語は一般的な辞書に載っていないものも多いので、そのような時は「数学英和・和英辞典」(共立出版)がなかなか便利なようです。

ところで、ちょっと古い記事になりますがニュースサイトを辿っていてひっくり返りそうになりました。文化庁の「現代日本文学の翻訳・普及事業」って、これは本気なんですか?(毎日新聞

内容を見る限り、税金の無駄だよーやめてくれよー。なにより「世界各国の図書館などに寄贈する」というところが気になります。海外にいる日本人としては迷惑でこそあれ、ちっとも嬉しくないです。万が一、この中の本をまわりの誰かが読んで私に話を振ってきたとして、私が「は?何それ」と言おうものなら私の方が物を知らないということになるんでしょうか。嫌だ、そんなの嫌すぎる。「指輪物語」の原作を読んだことがないと正直に言ってドイツ人に驚かれたばかりなのに・・・そりゃヨーロッパでは一般教養の一部なんだろうけどさー。ブツブツ。

せめていくつかを削って「現代日本のエンターテイメント小説」と銘打つならまだしも、この内容を日本人の教養の一部だとでもいいたげに披露するのはアイタタタ・・・。そう言ってさしつかえないのはこの中のほんの数冊(数人)じゃないかー。でも文化庁は本気でこれらすべてを「カラマーゾフの兄弟」や「ジャン=クリストフ」などと並べられると思っていかねないわけで・・・それはたとえるならば、ルーブル美術館でミロのヴィーナスの横に私が同じ格好で立つようなものであって(←言い過ぎか)・・・うわーん。ただでさえ日本人はお金使って海外で恥をさらしがちなんだから、これ以上変なことは極力控えて欲しいですよもう。

明治以降の作家なら、選ぶのに迷うほどたくさんあるはずですがね。選出済みの作家と川端康成・三島由紀夫はすでにかなり翻訳されているので除外するとしても、中島敦、安部公房、坂口安吾、太宰治、谷崎潤一郎、織田作之助、宮沢賢治、島崎藤村、志賀直哉、武者小路実篤、泉鏡花、坪内逍遥、尾崎紅葉、山田美妙、森鴎外・・・私がざっと思いつくだけでもこれだけあるんだから、いくらでも選択肢はあるじゃないかー!詩人・俳人も含めるともっとあるし。でも森鴎外がドイツ語になってドイツにきたら、それはそれでまた別の方向にちょっと恥ずかしいかも。

文化庁選出の内容で海外に出すのなら、いっそのこと5、6冊削ってその予算で手塚治虫を翻訳した方がどれだけ良いか知れません。というか、まず選考委員の選考からやり直してほしいですよ・・・とほほ。唯一楽しみな関心事があるとすれば、夢野久作という貧乏くじ、違った、大問題に誰が挑戦するのかは気になります。阿呆陀羅尼経(でしたっけ?)で翻訳作業が頓挫するような気もしますけどね。私は読んだだけで頭がどうにかなるかと思ったのに、あれを訳そうなんて勇気ある人は本当にいるんでしょうか。

投稿者 akiko : 03:32 | コメント (0) | トラックバック

2003年02月03日

また雪

なんだか寒いと思っていたら、また雪が降り始めました。明日は道端ですっころぶ覚悟で学校に行かなくては・・・石畳は平らじゃない部分が多い上にすべりやすくて、雪が降ると怖いんです。気温をネットの天気予報で見ると、最高・最低気温がそれぞれ摂氏でマイナス5度・マイナス10度などです。ただでさえ薄い睫毛が凍って落ちたらどうすんべ。そういう時は建物の遮温性が高いので、おうちが一番!な週末です。食べ物は少ないけど、お茶は何種類もあるしー。ちょっとおなかがすいたらチョコレートがあるしー。人はこれを遭難状態と呼ぶかもしれませんが、ただのひきこもりです。とか書いてたらまた降ってきたー。ぎゃー。

なんだか最近暗いニュースばかりですね。スペースシャトルの事故は起きるし。亡くなられた7人の宇宙飛行士には心からおくやみ申し上げます。このスペースシャトルの名前もそうですが、アメリカ大陸には南米の国をはじめColumbiaという地名が数多くありますね。これがコロンブス(C. Columbus)にちなんだものだとつい最近まで私は知りませんでした。我ながら、見ればわかりそうなものなんですが。なぜ分からん。あと、アメリカの首都Washington D.C.は正式にはDistrict of Columbia(コロンビア特別区。連邦政府の直轄地)というのだと知ったのもアメリカに行ってからです。恥ずかしい・・・。

あ、そういえばRhode Island(ロードアイランド)州の存在も知りませんでしたね。アメリカ人、しかもロードアイランド出身者に「それどこにある島?」と聞いて大恥をかいたことを思い出しました。ロードアイランドは島ではないです。ニューイングランド(アメリカ合衆国大西洋岸北部。※参照)で、コネチカットとマサチューセッツに隣接した州です(Yahoo! Maps)。ちなみにあのあたりがニューイングランドと呼ばれるのは、イギリスから逃れてきた清教徒(Puritan: ピューリタン)が最初の植民地を建設したからです。このへんはアメリカ建国史にダイレクトにかかわるので、たぶんアメリカ人の中では常識です。でもこっちは日本人なんだそんなの知るかーと開き直るのは簡単ですが、外国に来ておいてそんなこと言っても通らないんですよねー。


※New England: 行政上、メイン(Maine)、ニューハンプシャー(New Hampshire)、ヴァーモント(Vermont)、マサチューセッツ(Massachusetts)、ロードアイランド(Rhode Island)、コネチカット(Conneticut)の6州から成る。
余談ですが、それぞれ語源があるんですね。

Maine: "the mainland of New England"の意
New Hampshire: この土地を与えられたJ.Masonの出身地ハンプシャー州(英国)にちなむ
Vermont: フランス語で「緑の山」の意
Massachusetts: ネイティブアメリカン・アルゴンキン語「大きな丘(に住む人々)」の意
Rhode Island: オランダ語で「赤い島」の意(←だから島じゃないってば!)
Connecticut: ネイティブアメリカン・モヒカン族の言葉「干満のある長い川のところ」の意

だそうです。そして私がいたオレゴン州は「コロンビア川の旧称から。原義はネイティブアメリカン・アルゴンキン語『カンバの樹皮製の皿』らしい(が不明確である)」・・・わからんー!なんで皿?!
--- 参考資料:研究社新英和辞典、広辞苑第五版

投稿者 akiko : 00:39 | コメント (0) | トラックバック