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2004年04月27日

KILL BILL

KILL BILL Volume 2を観てきました。Volume 1と同じような作りだろうと思ってドイツ語吹き替えで観たんですが、1よりもかなり会話が多い・・・まあ大筋は理解したので良しとしましょう。Volume 1は日本語のリスニングが一番大変だったし、あんまり変わらないですね。

Volume 1同様、お金のかかったおバカ映画ですね。Volume 1ほどのりのりではないものの、あいかわらず音楽がいいです。場面場面の元ネタがわかるともっと面白いんでしょうが、さすがにそこまではわからないのが残念です。私より一世代くらい上の映画好きの人にはたまらない面白さのようなのですが。

それでも、そうそうやっぱりカンフーの達人は刀の上に載らないと!(←本編公開前からこの場面はよく出てましたね)とか、最後は某有名漫画のアレかい!とか、あちこち突っ込みながら観て面白かったです。Volume 1はルーシーリューの「うそだぁ!」にずっこけましたが、今回はそういうこともありませんし。やくざの女親分はそんな言葉遣いしなーい!と悶絶していたんですが、まわりに日本人がいなくてこの奇妙さを誰とも共有できず・・・く、苦しい。かといって、この映画で極道の妻たちばりの啖呵を切られても困るんですけどねー。まあVolume 2も広東語のわかる人が観たら変なところがあるかもしれませんが、少なくとも私にはわからないということで。

これで思い出したんですが、私は長いこと「少林サッカー」を「こばやしサッカー」だと思っていました。アホすぎる・・・文字情報しかインプットがないと、時々こういうことが起きます。それにしても間抜けな間違いではありますが。

投稿者 akiko : 08:54 | コメント (0) | トラックバック

2004年04月20日

とりあえず論文終了

新緑の美しい季節になってきました。あちこちでいろんな花が時間差で咲いています。ドイツの春の味覚といえばホワイトアスパラガスです。とはいっても、春のホワイトアスパラガスと冬のグリューワイン以外には季節感のある物ってないんですけどねー。

肥満の猫、飼い主と離され、「断食」スト実施と(ベルリン)

別に私はCNN.co.jpとは何の関係もないんですが、あいかわらずのドイツほのぼの報道ぶりに参照がやめられません。毎日挽肉2キロを食べていた体重18.5キロの猫…それはもはや猫とは呼ばない気がしますが、どうでしょうか。

なーんてのんびりと猫ニュースに興じていたら、先月に引き続きハマスの新指導者もまたイスラエル軍に殺害されました(CNN)。イスラエル-パレスチナに限りませんが、一体いつまでこういうことを繰り返すんでしょうね。ユダヤ教とキリスト教とイスラム教は互いに親兄弟みたいなものなんだから、もっと仲良くすりゃいいのに。まあ骨肉相食むとも言いますけれども。

イラクで拘束された方々は全員無事に解放されたようで、なによりです。いろんな外国人が拘束されているようですが、いまいち犯人グループが何をしたいのかよくわかりませんね。ドイツ人を誘拐したところで、どのみちドイツ政府はこのイラク戦争に批判的だし軍隊も送っていないのですが。

私事では、とりあえず論文を指導教官に提出したところです。目を通してもらっている間、しばらく私は休みです。何して遊ぼうかなー。とりあえず、この散らかりまくった部屋を片付けて久しぶりに掃除をしなくては。そして、論文と引き換えに再発したこの腰痛はどうしたらいいのでしょうか。あいたたた。

投稿者 akiko : 07:54 | コメント (0) | トラックバック

2004年04月12日

イースター休み

金曜日から月曜日までイースター休暇です。土曜日はいつも通り店が開いていたので、なんとか飢え死にせずにすみそうです。今日の日曜日はアパートでのんびり論文の続きを書いていたら、バルコニーに猫が遊びにきました。犬を飼ったことはありますが猫はどうしたらいいのかよくわからないので、とりあえずカメラを向けてみました。人に慣れているのか慣れていないのかよくわからない猫です。いや、その前に一体どこから登ってきたんでしょうか。

と、私が猫と遊んでいる間に中東ではえらいことになっているわけですが。えらいことというか、そもそもなんでこの時期にイラクに民間人がいるんでしょうか。イラク全土において、邦人はとっくに政府から退避勧告が出ているんですが。「在イラク日本国大使館による邦人援護活動は極めて困難な状況にあります」(外務省のサイトより引用)とまで言われているのに・・・総理も外務大臣も外務省の方々も、皆様本当におつかれさまです。大変ですね。

外務省は世界中の国に対して安全情報を提供しています。国外に出られる際には是非目を通しておかれることをおすすめします。ちなみに、外務省によるとドイツは・・・安全です。ものすごーく安全です。まあワールドカップが始まればフーリガン関係の危険情報が多少出てくるかもしれませんが、ザールブリュッケンには関係なさそうです。

そのフーリガンですが、前回のワールドカップの際も話題になりましたね。国によってはフーリガン歴(なんか変だな)のある者の出国を一時禁じるとか、「私はフーリガンではありません」と日本語と韓国語で書かれたTシャツを販売するとか、いろいろと対策を講じていたようです。おかげで開催地の日本と韓国は平和でしたが、パリなどでの暴動は皆さんも記憶に新しいかと思われます。このころイギリスが渡航者に対して出していた日本ガイドを見ましたが、かなり面白い内容でした。「日本では、公衆の面前で上半身といえども裸になってはいけません」とか。今回は事実上国境の存在しないEU内での開催なので、まあそれなりにありそうですね。しかしなんでサッカーで暴動が起きるかなー。

投稿者 akiko : 04:29 | コメント (0) | トラックバック

2004年04月06日

最近はちょっと寒いです

週の始めから雨女ぶりをいかんなく発揮して、もちろん自分も被害に合っている吉田です。雨どころかあられが降ったので、顔と頭がとても痛かったです。皆様はいかがおすごしでしょうか。ジーンズが濡れていると気持ち悪いですね。

いつのまにかドイツ語のプリントがかなりたまりました(写真参照)。最近勉強しているのは、動詞の過去形です。現在形と完了形はまだ似ているんですが、過去形はまったく原型をとどめていないものも多くて大変です。日本語で、同じ動作を表す動詞の原形(とは言いませんが。何と言うんでしょうか)と尊敬語と謙譲語がまるで違うようなものでしょうか。

さて、最近のドイツはというと、

「肥満」ハムスター、プリンターに挟まり警察出動(ベルリン)

あいかわらず政治・経済やサッカーワールドカップ(今年の開催国はドイツです)ネタなどどこ吹く風で脱力ドイツニュース満載のCNN.co.jp、素敵です。ちなみに私は、いまだにドイツのどこでワールドカップの試合が行われるのか知りません。ザールブリュッケンでないことはおそらく間違いないでしょう。そしてCNN特派員はこういう記事ばかり集めていていいのかと思っていたら、

母親を日本刀で斬首、ドイツ22歳男に終身刑判決

…いやもう、なんとコメントして良いやら。日本刀って切れ味いいのねとか感心している場合じゃありませんが、つい感心してしまいます。彼は時代と国さえ違えば腕の立つ介錯人になれたでしょうに。そういう問題ではない?まあ完全に切り落としてしまってはいけないわけですが。そういう問題でもない?

そういえば先日、友達数人と飲んでいてどういうわけだか切腹の作法を説明する羽目になりました。一口に切腹といってもかなり長い歴史があること、時代によって意味合いもやり方も少しずつ違うこと、介錯人の存在とその役目など、まあ酒の入った私はよくしゃべるもんです。切腹はそれなりの立場の人でないと許されないこと、逆に武士階級でありながら斬首されるのはこの上ない恥になること、介錯を頼まれるのは大変な名誉であることなど、そもそも生死に関する考え方がまったく違うキリスト教文化圏のヨーロッパ人にとっては「ここまで色々違いすぎると、逆に理解しやすい」(友人談)そうです。

ついでに、女性が自害する時は着物の裾が乱れないように脚を縛るとか、ほんとに私はいらない知識ばっかり多いもんです。「なんで?」「だってエレガントじゃないから」「これから死ぬって時に、そんなの関係ないだろう!」「あんたは女心をわかってない!」と、今思えばその会話なんか違うだろうという感じですが、まあ酔っ払いの戯言なんで。

私事としては、実験のデータ取りのためにいろんな人に協力してもらって有難い限りです。知覚実験なので、どうしても人が必要なのです。チョコレートに釣られているふりをして協力してくれている皆さん、本当にありがとう。そういえばEUROGRAPHICSのレビューも終わりました。MPIからは5本アクセプトです。SIGGRAPHといいEUROGRAPHICSといい、皆さんすごいですね。ちなみに今年のEUROGRAPHICS、私がモデルとして顔写真を提供したペーパーがアクセプトされています。

投稿者 akiko : 07:29 | コメント (0) | トラックバック