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2005年06月21日

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前にも書いたことがありますが、ドイツでは網戸が一般的ではありません。いえ、正直なところ、まったく見たことがありません。かといって、エアコンディショナーは一般家庭にないのが普通(電器屋でもそんなコーナー見かけたことないかも…)で、冬のために機密性の高い作りになっているため、閉め切っているとどうにかなりそうです。なので窓を開けることになりますが、私のアパートは窓の向こうが森でして、もう虫が、虫が…。

というわけで、蚊取り線香です。寝ている時に蚊が耳元を飛ぶ音ほど嫌なものはありませんからね。多少の嗜好の違いは誤差のうちだと思う私ですが、あの音が好きで好きでたまらないなんて人がいたら、さすがに変態だと思ってしまいそうです。そのくらい嫌です。逆に、蚊取り線香の香りは大好きです。蚊の羽音が好きでしかたない人からすれば、おそらく私は立派な変態でしょうけれど。

まあ、これでは蛾やカナブンに対応していませんが、そういうのは個別になんとかするということで。でも、さすがに蝙蝠が入ってきたらどうしましょう。一度実家に蝙蝠が迷い込んできたことがありますが、超音波で物を認識する野生動物の前に人間がいかに無力かを思い知っただけでした。

さて、先週のバカ世界地図から続く友人(ドイツ人)との会話です。

「(しみじみと)日本にも、こういうサイトのネタになるような人がいるんだねえ」
「そりゃ1億以上も人がいるんだからね」
「まあそうなんだけど。でも、どうしても日本人って皆しっかり高等教育を受けているイメージがあるんだよね」
「う”えええええええ?!」
「いや、そんなに驚かなくても。まあ僕らも外国人からやたらと『几帳面キャラ』を求められると困るから、気持ちはわかる」

なるほど。エスニックジョーク程度なら面白くて好きなんですが、そこを飛び越して「○○人はこうであるはず!」なんてのは困りますよね。ブラジル人が全員サンバを踊れるわけでもロシア人が全員コサックダンスを踊れるわけでもないし、紅茶よりコーヒーを愛するイギリス人もいるわけだし、イタリア男がすべて女好きなわけではない…かなあ?うーん。

ジョークのネタとして笑える範囲ならば別にかまわないんですよね。問題は、それを逸脱した時です。日本女性は従順で男によく仕えるんでしょ?なんて訳知り顔で言われると、腹の底から怒りが湧いてくるようなケースがそれですね。まあそういう場合は遠慮なくがしがし言い返すわけですが…すみません、日本人のイメージを骨も残らないほど打ち砕いているのは私です。私のまわりの人は、誰ひとり、日本人はマジメだとか愛想がいいとか波風立てないとか思ってないだろうなあ…変な冗談ばっかり言ってるし、そうかと思えば何かで頭がいっぱいの時はえらく凶悪な面相で人を寄せつけない(らしい。友人談)し。上記のようなことがあると、板垣退助の演説なみの勢い(見たことないけど)でくってかかるし。と、書いていて思ったんですが、これはどちらかといえばアメリカ人寄りですね。そりゃ「あんたって、時々ものすごーくアメリカ人」と友達に笑われるはずです。アメリカを離れてもうかなり経つんだけどなー。

投稿者 akiko : 2005年06月21日 06:23

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