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2005年08月29日

同性婚合法化@スペイン

アメリカのハリケーン、大丈夫なんでしょうか。

http://www.sankei.co.jp/news/050829/kok028.htm

この写真を見て、こんな時にそんな場所に行く馬鹿があるか!と思った人は多いような気がします。なんだかなー。

少し前の話になりますが、スペインの国会で同性の婚姻を認める民法改正案が通りました。国家レベルで同性婚が認められたのはオランダ、ベルギーに次いで三国目ですが、内容は先の二国以上の充実ぶりです。具体的には、養子をとる権利や遺産相続についてきちんと言及されており、異性間の婚姻と変わりがありません。

スペインのカトリック教会やカトリックの総本山ヴァティカンからは非難の嵐のようです

Gay Marriage Upsets Spain's Catholic Church
Vatican attack on Spain's gay marriage law
Vatican condemns Spain gay bill

が、セクシュアリティなんて人それぞれなんだからそんなにうるさく言わなくても…むしろ、他人の私的な領域にそこまで干渉できるなんてずいぶん面の皮が厚いなあと思います。私にとっては他人事ですが、他人事なら他人事なりに、どうせなら幸せな人が多い方がいいと思うのです。

何故このスペイン同性婚法案改正について思い出したかというと、日本で流行っている(らしい)ハードゲイネタをドイツ人とイギリス人に振られたからでして…とほほ。なんともしょうもない動機ですね。それにしても、情報化社会ってすごいわー。日本のテレビの話をヨーロッパ人とできるとは。

そんなことを言っていたら、日本のテレビが観たくなってきました。日本のテレビは何がすごいって、CMがすごいんですよ、CMが!あー、なんでもいいから無性に観たい。


投稿者 akiko : 21:11 | コメント (1)

2005年08月23日

夏休み その2

そんなこんなでなんとかお化けに遭うこともなく、スーツケースも無事に取り戻して、一路ハノーファーへと向かいました。ハノーファーは、フランクフルトから約350km北へいったところに位置します。ハノーファーでホテルを見つけて、残りの日程はハノーファーを拠点に周辺をまわろうということにしました。

ハノーファーに入ってしばらく行ったところで、ちょうどよさそうなホテル発見!中規模のビジネスホテルです。しかし玄関先まで行ってみると、なんとそこには「夏休み中」の張り紙が…ドイツ人商売やる気なさすぎ。なんとか別のホテルに落ち着いたからいいんですが、結構びっくりしましたよ。

気を取り直して、ハンブルクとブレーメンに行ってきました。ハンブルクは大きな港のある商業都市で、まあフランクフルトと似てますね。商業都市とはいってもそこはドイツなので、日曜日はどこも開いていないわけですが。

ブレーメンに行ったのは平日なので、こちらは賑やかでした。ブレーメンはいい街ですねえ。アートの街でした。古い街なみと新しいオフィス&ショッピング街と住宅地と緑地、これらすべてのバランスが絶妙です。そしてブレーメンといえば音楽隊!というわけで、銅像の写真を撮ってきました。

他にもハリーポッターの映画に出てくるような路地があったり(でもなぜかそこにあるのは寿司屋)、普通の住宅街がかなり凝った建物だったり、ブレーメンは先の戦争であまり破壊されずにすんだ街なのでしょうね。大都市はたいてい壊滅的にやられているので新しい建物ばかりなのですが、ブレーメンは古い街なみがそのまま残っています。

住みやすそうでいいところでした。どこに行っても「ここに住んでみたい」と思うことはあまりないのですが、ブレーメンは数少ない例外のひとつになりました。これでもう少し緯度が低ければいうことなしなんですけどねー。とてもいい街なんですが、ただひとつ、冬が辛そうです。


投稿者 akiko : 20:58 | コメント (0)

2005年08月22日

夏休み

日本から友達が遊びにきたので、少々夏休みをもらって遊んできました。今回の行き先は、

・フランクフルト
・ハイデルベルク
・ハノーファー
・ハンブルク
・ブレーメン

でした。普段ちっとも動かない私にしては、驚異的な移動っぷりです。まあ元気なのは私の友達であって、私は彼女にくっついていただけですが。

空港では友人のスーツケースが出てこず、いきなりトラブルから夏休みが始まりました。しかも1日めと2日め以外はまったく宿泊先を決めていなかったので、スーツケースは空港止めにするしかありません。結局3日めの午前中にスーツケースが戻ってきたから良かったんですが、それにしても時間かかりすぎ…

ま、それはそれとして。1日めは待ち合わせがそもそも夜にフランクフルト国際空港だったのでフランクフルト市内に泊まり、2日めはネッカー川沿いの古城ホテルに泊まりました。ハイデルベルクから南東へ1時間ほど行った田舎のホテルです。

ホテルのレストランからの眺めは、こんな感じです。やや天気が良くないのが残念ですが。

宿泊した部屋はこれとは反対側で、森に面していてバルコニーのすぐ外は木がうっそうと繁っていました。静かでとてもいいところです。おかげで夜はけっこう怖いんですが。なんせ古城ホテル。部屋に飾ってあった絵が肖像画ではなく、ただの風景画で良かったです。ホテルの受付すぐそばにあった騎士の鎧とどなたかの肖像画だけは、夜中に見たくないですね。

友人が時差ぼけのために夜9時くらいには眠さが限界にきてしまうという状態で、私はひとりおめめぱっちりで取り残されました。「ちょっと!私より先に寝ないでー!」という私の叫びもむなしく、さっさと寝られてしまいました。ものすごーく静かです。時々他の宿泊客が階段や廊下を歩く音がするくらいです。というか、あれは他の客…なんですよね?ね?

まあお化けにしたって、コミュニケーションのとれない人間の前に出てくるのは無駄足(足あるのか?)でしょうしね。現代ドイツ語もわからないのに、中世ドイツ語なんてしゃべられても困ります。いや、もしかしてラテン語かも。なんにしたって困ります。


投稿者 akiko : 20:10 | コメント (0)

2005年08月09日

ドイツも日本も総選挙ですね。

暑中お見舞い申し上げます。…って、ドイツは全然夏じゃないですよ。寒いくらいです。今日なんて、夕方は吐く息が白かったし。うちの前の森では、鈴虫か何か(とにかく秋の虫)が鳴き始める始末だし。そんな中、蝋燭で前髪の一部を焦がして、あまりのことに立ち直れない吉田です。皆様いかがおすごしでしょうか。

ドイツ人が選挙だ選挙だと騒いでいるのを、停滞しきっているドイツ経済が少しでもなんとかなるといいなあとのんびり傍観していたら、日本も9月に総選挙となりました。日本の夏に選挙カーは…きついですね。あれは逆効果部分がかなり大きいと思うんですが、どうなんでしょうか。騒音が刃傷沙汰のきっかけになるご時世、しかも夏です。殺意を覚える人がいたとしても不思議じゃないなあ。

政治と宗教の話題はご法度、なんて言ったの誰ですかー。この2つの話題、しょっちゅう振られるんですけど。日本の政治形態は「議院内閣制による立憲君主制」にあたり、ようやく

立憲君主制=constitutional monarchy
議院内閣制=parliamentary system of government

という表現を覚えました。調べても調べても忘れるんですよね。特に前者。これについては、イギリスを引き合いに出すとヨーロッパ人にはわかりやすいようです。幸い、英語には「英国王は君臨すれども統治せず」(The British sovereign reigns, but does not rule.)という便利な言い回しがあります。ま、あんなスキャンダルまみれでどうしようもない王室と日本の皇室を一緒くたにするなという意見はその通りなんですが、あくまで物のたとえですから。

この程度ですむなら楽なものですが、これで終わることは滅多にありません。これ以上の説明をわかりやすく英語でするのは本当に骨が折れます。第一、日本の「右翼」「左翼」の概念からして世界基準のそれとは大幅に異なっているため、うっかり使うことはできません。かといって、アメリカのようにconservative(保守派)とliberal(革新派)という表現も当たらない気がするのです。

加えて日本の場合、あなたどこの国の政治家ですかーと突っ込みたくなるようなセンセイ方の存在もあります。残念なことに、これを無視して日本の政界の説明をすることはできないのですが、政治家はその思想が右であれ左であれ保守であれ革新であれその国のために働くものという前提を当たり前だと思っている人たちに説明するのは大変です。幽霊の存在を証明しろと言われるに等しい難行です。というわけで、日本の政治家の皆さん、頼むからもっとしっかりしてください。でないと、一庶民が冷や汗をかく羽目になるんですよ。

これに比べれば、日本の宗教の説明ははるかに簡単ですね。政治は魑魅魍魎の世界とはよく言ったものです。八百万の神々について語る方がはるかにわかりやすくて楽ですわー。

来週はちょっと出かける予定があるので、まことに勝手ながら再来週末にまとめて2回ぶんのお出かけレポートをお届けします。皆様よい夏休みをおすごしください。

投稿者 akiko : 07:05 | コメント (0)

2005年08月02日

いつのまにか「こっち側」

最近グーグルネタばっかりですが、Google Moonが楽しいです。火星編は出ないのかなあ。「ワサビ」なんて身も蓋もない名前をつけられた火星の山(丘でしたっけ?)はまだちゃんと存在しているんでしょうか。これを止める日本人研究者はNASAにいなかったんですかね。いくら日本ブームだといっても、もう少しなんとか…ねえ。

夏休みシーズンで、研究所は静かです。私も夏休みを少々とる予定なのはいいんですが、一緒に夏休みをすごす予定の女友達から連絡がない…はたして私は夏休みをとれるんでしょうか。今年のドイツはいまいち夏!という感じがしないので、少し南の方に行きたいです。早く連絡くれー。

先週は、日本とドイツのスポーツ少年団交流で日本からドイツに来た子供たちに会いました。いやー10代ってかわいいですねえ!……すみません、やや興奮気味です。これだから年増はいかんです。

つくづく、自分はいつのまにか「こっち側」だなあと思いました。「こっち側」をうまく表現できる言葉を思いつかないんですが、なんといいますか、三途の川みたいなもので、一度渡ってしまうと戻れない何かが彼らと私の間に横たわっているなあ、と。じゃあ戻れるものなら戻りたいのかと聞かれると、それはそれでごめんこうむりたいと思うあたりが不思議ですが。

はっきり言って普段はかなり世間の狭い生活をしているので、たまにまったく違う世代で違う分野にいる人と話すと新鮮です。いいリフレッシュになりました。「キテレツ大百科っていつ終わったの?」「もうかなり前ですよ!一体いつの話してるんですか!」と、自分より10も年下の子に浦島太郎ぶりを突っ込まれて大人の女の余裕なんてのは吹き飛んでしまいましたが、いいんです。


投稿者 akiko : 05:46 | コメント (0)