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2007年07月03日

Re:アナログの感覚

1週間前、同僚のタカハシくんが書いた日記とそのコメントを読ませていただきました。 コメントを下さった企業人様、貴重なご意見ありがとうございました。


デッサンとは少し関係ないのですが、最近感じた事を少し。


『絵コンテ』と言うものをご存知でしょうか?

絵コンテは1つのカットがどのようなものかを説明するもので、人物などの被写体はどのようなサイズ、構図になるか、それらはどのような動きをするのか、カメラのどのフチから画面に入ったり出たりするのか、カメラ自体はどのような動きをするのか、固定なのか、どのくらいの時間映しているのかなどを表しています。

現在自分が手がけている動画コンテンツ制作プロジェクトで、後輩に自身のシーンの絵コンテを書いてもらった時の事です。

提出された絵コンテのリテイクをお願いしたところ、彼は絵コンテのどこに問題があったのかと聞いてきました。
確かに、彼の考えたシーンはアイディア的には非常に面白いものがありました。

ですが、絵コンテにはその『アイディア』しか書いてなかったのです。
肝心のそのアイディアを、『どう見せるのか』『どう伝えるのか』の部分がすっぽり抜けていました。

そこで、カメラワーク、動きの捉えずらいシーンには、カットとカットの間を補完するためのカットを追加するよう具体的な提案をしたところ
「自分には(そこまで細かな動きは絵で)描けないので、max(3Dソフト)で作ってしまってはダメですか?」
といった回答がかえってきました。


文字や言葉が伝えられる事に限界を感じたから、絵を描くのかもしれません。

一緒にがんばっている仲間に、自分が頭の中に描いるイメージを伝えたい。
今自分はそういった意味での本当の画力が欲しいのかもしれませんね。


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アバレニスト カサギ

投稿者 beko : 2007年07月03日 11:55 | save to del.icio.us このエントリーを含むはてなブックマーク

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コメント

いえいえ、です。

わたしもかれこれ5年ほど前にさんざん絵コンテを描かされました。CMの絵コンテですので、伝えたいのは(伝えなければならないのは)商品の特長で、どうやって伝えれば魅力として身近に認識してもらえるかというアイデアを提案書代わりに絵コンテに込める作業になります(こんな説明、要らなかったですね)。

で、今の時代、「描けないから3Dで・・・」ですか。いやいや、自分も(もはや業務外ですが)追いつかなきゃと思いました。

ところで、文面から読み取ることができませんでしたが、絵コンテとして、アナログとデジタルではどちらが「伝わる」んでしょうか。わたしの知る現場から察するに、カメラも美術も関係するスタッフはアナログの絵コンテを見てさらに想像たくましくしたうえで、「こんな感じで」という監督の超ラフな一言で何がゴールかを阿吽の呼吸で理解し、結果ひとつのものが出来上がるという雰囲気なのですが。これはいまや時代遅れの京都撮影所系でしょうか。どうもデジタルの絵コンテでは想像が膨らまないような気がします。
美術あっての照明、証明あってのカメラ、モノの立ち位置あってのマイク、とそれぞれが事前に有機的に結びついて初めて成立するのが撮影現場ですから、3Dでやられちゃうとそこでアイデアなりクオリティなりが止まってしまうような気がします。

わたしのクリエイティブの仕事は5年前で止まってしまっているので今の状況はよくわかりませんが、よくわからないだけに興味があります。

追伸:
「音楽のある作業空間」の記事、いいですね。
わたしは「ちょっと幸せになってもらえる商品」を作る仕事をしています。で、人間工学的な観点から「幸せってなんだ」というところを探求しているところです。ただ、社内プロジェクトだけに、そろそろ解散の日が近づいてきてしまいましたが。。。
東南アジアの中でも特に日本だけ外資系企業が入ってこれない理由ってなんだと思います? ノキアが撤退しましたね。CITI BANKもうまくいっているとはいえません。ドイツポスト(=DHL)は成功してますか。どれも世界企業なんですけどね。

投稿者 企業人 : 2007年07月05日 15:31

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