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2007年10月15日

tar cfz universe.tar.gz universe/

世にある情報の圧縮アルゴリズムは, 情報の冗長な部分を削ることで, 情報のサイズを減らしています. そして, 情報の冗長性が排除された結果, 圧縮された情報はより乱雑さが増します. 圧縮によって冗長性が減少していくため, 元あった情報を完全に復元できる最小のサイズというものが存在します. それよりもサイズを減らすためには, 元の情報のいくつかを破棄する必要があり, そのような圧縮を不可逆圧縮, そうでないものを可逆圧縮といいます.

熱力学の分野では, 乱雑さはエントロピーというもので表され, エントロピー増大の法則というものがあります. これは, 宇宙のエントロピーが常に増大し続けている, ということです.

ここで, この情報の圧縮とエントロピーの増大を結び付けてみると, 宇宙の情報が圧縮され続けている, ということになります. 仮にこの圧縮アルゴリズムが可逆圧縮だとすると, 長い時間の後, 宇宙は膨張も収束もしない状態になると思われます (それ以上圧縮できない.) 反対に不可逆圧縮の場合, 宇宙はエネルギーの分布が一様になるか, 一点に収束するかのどちらかと考えられます.

ビッグバンを, 宇宙の情報のファイルの解凍とみなすと, 宇宙の始まる前には完全にランダムな情報にあたいするものが存在していたのかもしれません.

担当: 齋藤 (プログラムのエントロピーを上げるのが好き)

投稿者 root : 2007年10月15日 23:03 | save to del.icio.us このエントリーを含むはてなブックマーク

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