こんにちは、カサギです。

話は先々週の月曜日のこと。
「あ、来週からSIGGRAPH ASIA でシンガポールに行くから、課題は19日までに出してね。よろしく。」
ANM451 Renderman の先生が言ったこの一言が、留学生活で最も大変だった課題の幕開けでした。
何が大変かと言うと、ただでさえブラックボックスの多いPIXAR Rendeman Studio(詳しくは次回以降の記事で)を使って、スクラッチからシーン丸々シェーディングしてこいと言う事と、それをなんと1週間で仕上げなければいけない(普通は2週間以上欲しい…)と言った、最悪の条件がそろっていました。

さらにレンダリングしなければいけないフレーム数が、なんと400フレーム…。
学校のへぼマシンでは、1フレーム3~5分はかかると考えると、レンダリング終わるまでに21時間から35時間かかる計算に…。
…いや、無理でしょこれ。レンダリング一発で終わるわけがないし…(レンダリング後必ず何か問題点が見つかる(経験則))

前も言いましたが、エフェクト・ライティング・シェーディングなどは、実際の作業が終わった後にもこのレンダリングにもの凄く時間が取られます。
折しもラボにはANM 251 Texture & Lighting のクラスの課題と被ったらしく、その週は午後からラボは満席。(まだ、ファイナルじゃないのに!)
みんな空いたマシンにキューを投げるものだから、ただでさえ足らないライセンスがさらに足らなくなり、席も足らなくなり、時間も足らなくなり…ヽ(`Д´)ノウワァン.

おまけに貰ったシーンデータは、思わずFワードが出てしまうほどいい加減な作り方で、ポリゴンノーマルはフリップしまくり、パーツが他のオブジェクトにめり込んでいる、あるべきパーツがない、名前付けがめちゃくちゃ…と、作業に入る前にまずは何が壊れているかから見つけなければいけない始末…。
(もしこのモデラーがいたら、その場でクラス中から村八分が確定するくらいヒドイデータ(涙))

とにかく、ミスをしないように、ミスをしないように…と慎重な作業を心がけて、1週間があっという間に過ぎました。
最後の3日位は徹夜とは行きませんでしたが(学校は午前1時半に閉まる)、ラボが空いている時間はほぼ缶詰状態。

課題が終わったのは、締切の前日の午前12時半。
まあ、なんとか課題は無事終わらすことができ、講評でもかなり良い評価をもらったのですが、個人的にはかなり反省の多い課題でした。
(やはり、1発レンダリングでは後から問題点が出てきた…)

…正直、2度とやりたくない課題でした。

さて、話は変わって。
今回は ANM342 VFX3 (通称:Nuke1)の紹介をしたいと思います。
お気づきの方もいるかもしれませんが、ANM342 は前回紹介した ANM341(通称AfterEffects) クラスの続きで、Nukeという編集ソフトを使って授業を進めて行きます。
ANM 241: Photoshop → ANM 341: AfterEffects → ANM 342: Nuke1 とまるでコンポジットの歴史を習うかのように進んできた授業も、今回からいよいよノードベースのソフトを習って行く事になります。

続きを読む: ANM&VFX クラス紹介 -ANM 342 VFX 3 Nuke1編-

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こんにちは、カサギです。

先日、学校にParaNorman でおなじみのLAIKAスタジオの方が来て、映画のメイキングや苦労話などを語っていただく機会がありました。
(ParaNormanについてはこちら)

実はANM&VFXのキャサリンの推薦で、その講演の前に1対1で『VFXスーパーバイザー』方から直接ポートフォリオにアドバイスを頂ける事になりました。
VFXスープ(スーパーバイザーのこと)と直接話す機会なんて滅多にないので、SIGGRAPHの時に作ったデモリールと、名刺、履歴書などを持って気合いを入れて行くことに。

部屋に呼ばれて、笑顔で握手を交わし、いざ面接スタート。
とまあ、ここまではいつも通りの展開なのでさして緊張することもなかったので、デモリールを見せつつ、つらつらと「こんな考えでこうした」とか「ここは、こう言った工夫をした」など、ソフトの名前と機能をあげつつ笑顔で説明を……

…するのですが、なぜか相手の表情は曇ったまま…(えぇぇぇ…と心の声)
あまりの反応の悪さに、自分の英語がいけないのか、それとも説明が下手なのか、とかなり焦ってきます(笑)
まあ焦りだすと、とたんに英語がしどろもどろになり、言いたい単語も出てこないと言った悪循環に陥るるわけですが、今回はいままでの面接の中でも最悪の出てこないっぷりでした。
向こうも違う話題を振ってくるのですが、それが「最近見た映画で何が一番おもしろかったか」とか、「その映画のどのショットが良かった」など、当たり障りのない質問のはずなのに、「ここのショットのこのエフェクトが良かった」とか「このエフェクトはこういう風に作ってると思う」と答えると、相手は無反応のまま……。

「…早くここから帰してくれぇー!(涙)」と心の中で叫びつつ、ポートフォリオレビューは予定よりかなり早く終了(苦笑)

「あぁ、きっとLAIKAには縁がなかったんだな…」と半分あきらめかけつつ、早く話を切り上げて帰ろうとした自分に、最後に彼がこんな一言を。

「君のデモリールは非常に面白かったよ。
 ただ、僕は『パペットアーティスト』(人形に動きをつける人)だから、ちょっと具体的なアドバイスはできないかな。」

……
………
…What’s? 今なんとおっしゃいました? ……パペットアーティスト?

まあ、オチとしては、自分がVFXスーパーバイザーだと思って話していたのは、なんとVFXと全く関係ないパペットアーティストの方だったのでした。
(えぇぇぇ!?そんなオチ!)
そりゃ、どんなにがんばってHoudini の話をしても無反応な訳ですよ…(涙)
まあ、結論としてはコーディネートしてくれた担当の方のミスだったわけですが、自分もなぜ始める前に相手を確認しなかったのか反省する次第です…。
…あぁ、無駄に胃が痛くなった1日でした。
 
さて、話は変わって。
今回はANM 341 VFX 2 の期末課題を紹介したいと思います。
前回のプロジェクトでは「カメラマッピング」を使ったショットを紹介しましたが、今回はそれに加えて「グリーンスクリーン」で撮った実写の映像をマッピングした映像に合成してみたいと思います。

続きを読む: ANM&VFX クラス紹介 -ANM 341 VFX 2 後編-

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こんにちは、カサギです。

あれ?この前記事を書いたばかりなのに、もう2週間もたったの?
…んー、どうやら自分の周りだけ時間の進み方が異常に早いようです(笑)

先週 Midterm(中間試験)も無事終わり、今はちょっとだけ休める…訳もなく(涙)。
今週末はハロウィンだと言うのに相変わらず来るDailyに追われる毎日です。
そう言えば、ロサンゼルスの The Mill (http://www.themill.com/) にインターンシップに行っていた友達が、無事同社に就職が決まったと言う事で昨日みんなでお祝いパーティに行ってきました。
The Mill 自体は映画にそれほど関わっていないプロダクションですが、とにかくカッコいいショットを仕上げてくる事で有名です。
Vimeo などでDemoreel を見ていて、「おっ、これ格好いい!」と思うショットがあると大抵この会社だったりするんですよね。
かなりの数のReelが出ているので、興味のある方はぜひVimeoで探してみてください。
…しかし、自分もそろそろ本気出して就職活動しなければ…。

さて、話は変わって。
今回はANM 341 VFX 2 のクラスを紹介したいと思います。
以前書いた ANM 241 VFX は主にPhotoshop を使った画像の加工を主に習ったので(詳細はこちら その1, その2, その3, その4) ANM 341 は同じAdobe社から販売されている、動画編集ソフト AfterEffects を使い方を習うクラスになります。

続きを読む: ANM&VFX クラス紹介 -ANM 341 VFX 2 前編-

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こんにちは、カサギです。

最近のサンフランシスコはちょっと天気が不安定な日々が続いています。
毎年恒例、10月に突然真夏のような日が1週間ほど続いた後に、今度は真冬のように寒い日と、霧の晴れない日がしばらく続きました。
で何が起こるかというと、風邪です。
特に先週はひどく、なんと2つのクラスが先生の風邪によりキャンセルされてしまいました。
まあ事前にメールで連絡が来ていたので、当日は家でまったり作業に集中することができたのですが、友達にいたっては、なんと全部のクラスが風邪でキャンセルという運のいいんだか悪いんだかの人もいました。
まあ、お休みなるのはありがたいのですが、その分他の週の週末に補講が入るので、手放しで喜べないのが現状です。

さて、話は変わって。
今回は前回からの続きで ANM 251 Texture and Lighting のクラス紹介をしたいと思います。
後半戦は主にライティングとレンダーパスについての授業でした。

続きを読む: ANM&VFX クラス紹介 -ANM 251 Texture and Lighting 後編-

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こんにちは、カサギです。

…忙しいです、それはそれは忙しいです(苦笑
留学もいよいよ大詰めを迎えてきたせいか、とにかく大口のプロジェクトのショットがこれでもかと言う位入ってます。
詳しくは守秘義務(学生とは言え、ちゃんと契約書に口外しない事を約束させられる)があるので言えませんが、まずは学校(AAU)の外との共同プロジェクトであるミュージックビデオのプロジェクトがあります。フルCGのショットが2つに、実写との合成が3つで、計5ショット。
学生主体の大型実写+VFXのプロジェクトが2つ同時に進んでいて、それぞれに1ショットと2ショットあるので、こちらが計3ショット。
さらに今学期はPIXARから先生をお呼びした「Renderman」クラスと、そのほか3クラス。

あれ?これ、すでに詰んでませんか?
さらにインターンシップの申し込みや、OPTのビザの講義が学期末から入ってくる事を考えると
……今から胃が痛くなってきます。

とりあえず今学期さえ乗り切れば、来年、留学生活最後の1学期は自分の好きなように活動できるはずなので、今学期は気合い入れてがんばりたいと思います。

さて、話は変わって。
今回も前回に引き続いて、ANM&VFX クラス紹介をしたいと思います。
自分は一応VFX組に属しているので、基本的にモデリングやテクスチャに関わる事は少ないのですが、やはり知識があるのとないのとでは最終的な画の出来に差が出てくるのでこのクラスを取りました。
最初はめんどくさいかなと思っていたのですが、たまには普段と違う事をやるのも楽しいですね。
(この業界外の人からみると全部同じ作業に見えると思いますが…(苦笑))

続きを読む: ANM&VFX クラス紹介 -ANM 251 Texture and Lighting 前編-

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こんにちは、カサギです。

ご存知の方にはいまさら?と言った感じもしないでもないですが、以前お話した RealFlow 2012 SIGGRAPH Demoreel が公開されたので、この場をお借りしてお知らせさせて頂きます。

冒頭12秒から、ほんの少しだけですが自分が作ったケーキのショットが使われています。(詳しい経緯はこちら

…それにしても、The mill, Tipped Studio など、こんな豪華なショットの中に自分の作品がホントに混ざって良いんでしょうかw
ちなみに、自分のショットのブレイクダウンはこちらのURLから見れます。

https://vimeo.com/41193610

さて話は変わって。
Spring Show, SHIGGRAPHと、ビックイベントのレポートが続いたので、今回は久しぶりにANM&VFXクラスの紹介をしたいと思います。
と言う訳で、今回は ANM 243 Rotoscoping (今学期から授業が一新したので、もしかしたら番号が変わっているかも)を紹介したいと思います。
たぶんほとんどの方がRotoscoping (ロトスコーピング)が何の作業なのか分からないかと思いますので、今回は簡単な説明を交えつつクラスの紹介をしたいと思います。

続きを読む: ANM&VFX クラス紹介 -ANM 243 Rotoscoping編-

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こんにちは、カサギです。

夏休みもあっと言う間に残り1週間を切りました。
今年の秋学期はなぜか9月の6日(木)と、微妙な日から始まるので木・金と授業の入っていない(…と言ってもミーティングはある(涙))の自分としては、9/9まで夏休みが延長されてた気がして、ちょっとだけ得した気分になります。

それとSIGGRAPH 後から、いよいよ本格的にハリウッドスタジオへのインターンシップの申し込みを進めています。
出来れば今学期、遅くとも来学期には、最低1社以上でエフェクトアーティストとしてのインターンを探したいと思います。
お給料が出れば最高ですが、まあ無くても全然かまいません。
できればサンフランシスコ周辺がいいのですが、おそらく場所はL.A.になりそうです。
・・・引っ越しが最高にめんどうですが。

そう言えば、なにやらSIGGRAPHの後あたりからCG業界が忙しい感じです。
その中でも個人的に驚いたのが、Autodesk 社のNaiad 買収の話でしょうか。

http://usa.autodesk.com/adsk/servlet/pc/item?id=20307972&siteID=123112

Autodesk が他社を買収するのは今に始まった事ではないのですが(過去に Maya, XSI, Mudbox, mental ray, Motion Builder を買収 )
今回のNaiad の件についてはかなり早いタイミングと言うか、Naiad 自体まだ Version 0.6.1 とメジャーアップグレードさえしていない状態での買収騒動に驚かされました。

まあ、考えてみればフルイド系シミュレーターの中でも Maya Fluidが FumeFX, Naiad, Pyro などと比べると一番古く、かつ最近では FumeFX for Maya の発表もあり、ちょっとこの分野でAutodesk が後手に回っていた感があったのかもしれません。
個人的には、今回の買収は結構賛成派で、Naiad のあの使いにくいと有名なUI周りとメッシュが改善されることを期待します。
・・・できれば、Mayaに統合してもらえると最高なのですが、むりだろうなーw

さて、話をもとに戻して。
今回も前回に引き続き SIGGRAPH 2012 の様子をお伝えしたいと思います。
「あれ? Job Fair の話は?」と言うご意見もあるかと思いますが、これは今行っている就職活動とまとめていつか記事にしたいと思っているので、今回はSIGGRAPH の講義や新製品に話を絞ってお伝えしたいと思います。

続きを読む: SIGGRAPH 2012 に参加してきました -後編-

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こんにちは、カサギです。

夏学期も無事終わり、いよいよSIGGRAPHの時期がやってきました。
正確には夏学期最後の週にSIGGRAPHがあったのですが、授業中R&D クラスの先生が「この中で、来週SIGGRAPHに行く人?」と聞いたところ、ほとんどの人がてをあげたため、「これじゃ、来週は授業にならないな…。じゃあ、来週の授業はSIGGRAPHの会場でやります。」という、何ともアメリカらしいノリ重視な理由で最後のクラスを合法的に休むことができました。

今回、自分にとっては3回目のSIGGRAPHだったのですが、やはり回を重ねるごとに慣れというか、英語がちゃんと分かるようになったと言うか、いままで参加したSIGGRAPHの中でも一番楽しめた年だったと思います。
まあ、それと同時にアメリカでの仕事探しの難しさを改めて実感したSIGGRAPHでもありました。
(この編の詳しい話はのちほど)

しかし、アメリカの学会は日本の学会とちがって、非常ににぎやかと言うか、みんなお祭り気分で参加している感じで楽しいです。
日本の講義をまじめに聞くという姿勢も嫌いじゃないのですが、プレゼンテーターと参加者がお互いに意見を言い合っているのを見ると、自らこの学会の一員として参加しているって感じがします。

さて、それでは話を本題にもどして。
今回は、いままでSIGGRAPHに参加した事の無い方にもなるべく分かりやすく、会場の雰囲気や登録の手続き、そしてどんなことが行われているのかをレポートしたいと思います。

続きを読む: SIGGRAPH 2012 に参加してきました -前編-

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こんにちは、カサギです。

今回は冒頭からすごいお知らせが1つ…。
前回のSIGGRAPHの記事を書き終わった後に、自分がポートフォリオをアップしいるVimeoのアカウント(https://vimeo.com/kasagi)の方に、なんと Next Limit Technology 社の方からメールが届いていました。

Next Limit Technology (http://www.nextlimit.com/)と言えば、液体シミュレーションのトップ RealFlow や、フォトシミュレーター(レンダリングエンジン)として有名な Maxwell を開発するスペインの超有名会社なのですが、そんな会社がいち学生に何の用だろう?と思って本文を確認したところ…

Hi Hirofumi.

Greetings from Next Limit Technologies.
We would be delighted to include your RealFlow High Viscosity simulation in this years’ Siggraph Showreel.
If you are interested, please send us an email to (*ほにゃらら) with the subject “RealFlow Siggraph Reel”, and we will give you further details.

Looking forward to hear from you.

Best,

(要約)

こんにちは、カサギ。

あなたの作品「RealFlow High Viscosity simulation」を、弊社が今年参加する SIGGRAPH 2012 のデモリールの一部として使いたいのですが、もしよろしかったらご連絡ください。
お返事お待ちしております。

えぇーッ!…本気ですか、Next Limit さん?
大手の会社のデモリールともなれば、ハリウッドのスタジオが手掛けたショットが当然のように並ぶわけですが、そんな中に学生作品が選ばれるのは非常にめずらしい事だと思います。
ましてや、今回のSIGGRAPH では最新アップデート版である RealFlow 2013 の発表があるわけで、その会場で流されるデモリールとなると、相当な数の人が見る訳で…。
もちろん、すぐにOKの返事をしてファイルをお渡したんですが、いまだに実感がわきませんw
本当に使われるのかな…?

デモリールは現在編集中との事なので、SIGGRAPH 前に公開になるのか、まあ遅くともExhibision が始まる8/7日には公開になると思うので、詳細が分かり次第、このブログでも紹介したいと思います。

さて、話は変わって。
来月からはSIGGRAPHの記事を紹介したいと思うので、ちょっと駆け足になってしまうのですが、今回は残りの AAU Spring Show 2012 の作品を紹介したいと思います。

続きを読む: AAU Spring Show 2012 -Fine Art Sculpture & Illustration編-

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こんにちは、カサギです。

先週、夏学期に取っているR&D(Research & development)のクラスで、お隣バークレーにある Tipped Studio(http://tippett.com/)に会社見学に行ってきました。
サンフランシスコ周辺のエフェクトハウスと言えばILM(Industrial Light & Magic)やPIXAR、DreamWorks/PDI が有名ですが、これら大手の他にも、数多くの中堅スタジオがこのエリアに集まっています。Tipped Studio もそんな中堅スタジオの一つで、最近だとimmortalsの神々とタイタンの戦いのショットなどを担当していました。

R&Dクラスを教えるCorey 先生は、AAUで夏の間だけ教鞭をとり、普段はTipped Studioの方で現役で働かれているディレクターだったりします。
なので、今回はそのCorey先生の紹介のおかげで Tipped Studioの方にお邪魔させていただく事ができました。
考えてみると、学校で会社見学に行くのはこれが初めてですね。アニメーション専攻の人は、何かにつけてPIXARに遊びに行ってるみたいですが、どうも自分はPIXARに縁がないみたいで、こんなに近くに住んでいるにもかかわらず一度も遊びに行った事がないです…。
…うらやましい。

また、昨日はかつてサンフランシスコに会ったThe Orphanageの元社員で、現在はAtomic fiction(http://atomicfiction.com/) の創立者であるKevin さんがお越しになり、実際の現場で使われているパイプラインについての講義かありました。
普段見る事の出来ない(普通は社外秘)のパイプラインについてかなり突っ込んだ講義と言う事もあり、6時間の授業があっという間に感じられるくらい熱い議論を繰り広げました。
やはりこれからの中規模スタジオは、いかにクラウドソースをうまく活用していくかと言う事が、コスト削減の焦点になりそうです。
アマゾンECとかが個人単位で使えるようになると、グッと作業時間が短縮できるようになるんでしょうね。

さて、話は変わって。
突然なのですが、8/6から8/10までロサンゼルスで開かれるSIGGRAPH 2012 に参加することがきまりました。2008年以来なので、実に4年ぶりのSIGGRAPHです。
今回は、「えっ?SIGGRAPHって何?」と言う方のために、SIGGRAPHの概要とその参加方法について簡単に解説したいと思います。

続きを読む: まだ間に合う! SIGGRAPH2012へ行ってみよう

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PROFILE


プロフィールの詳細はコチラ

Author:Hirofumi Kasagi
3D Generalist / Digital Artist
2010年秋より、アメリカはカリフォルニア州サンフランシスコにある Academy of Art UniversityにてAnimation and Visual Effectsを専攻中。
ブログは隔週、14, 28日更新予定。

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ハリウッドで働く方々の出身学校など参考にさせて頂きました。
いつか自分も『ハリウッドで働くクリエーター』としてインタビューを受けてみたいです。
海外で働く映像クリエーター -ハリウッドを支える日本人-
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