イベントレポートの最近のブログ記事

こんにちは、カサギです。

夏休みもあっと言う間に残り1週間を切りました。
今年の秋学期はなぜか9月の6日(木)と、微妙な日から始まるので木・金と授業の入っていない(…と言ってもミーティングはある(涙))の自分としては、9/9まで夏休みが延長されてた気がして、ちょっとだけ得した気分になります。

それとSIGGRAPH 後から、いよいよ本格的にハリウッドスタジオへのインターンシップの申し込みを進めています。
出来れば今学期、遅くとも来学期には、最低1社以上でエフェクトアーティストとしてのインターンを探したいと思います。
お給料が出れば最高ですが、まあ無くても全然かまいません。
できればサンフランシスコ周辺がいいのですが、おそらく場所はL.A.になりそうです。
・・・引っ越しが最高にめんどうですが。

そう言えば、なにやらSIGGRAPHの後あたりからCG業界が忙しい感じです。
その中でも個人的に驚いたのが、Autodesk 社のNaiad 買収の話でしょうか。

http://usa.autodesk.com/adsk/servlet/pc/item?id=20307972&siteID=123112

Autodesk が他社を買収するのは今に始まった事ではないのですが(過去に Maya, XSI, Mudbox, mental ray, Motion Builder を買収 )
今回のNaiad の件についてはかなり早いタイミングと言うか、Naiad 自体まだ Version 0.6.1 とメジャーアップグレードさえしていない状態での買収騒動に驚かされました。

まあ、考えてみればフルイド系シミュレーターの中でも Maya Fluidが FumeFX, Naiad, Pyro などと比べると一番古く、かつ最近では FumeFX for Maya の発表もあり、ちょっとこの分野でAutodesk が後手に回っていた感があったのかもしれません。
個人的には、今回の買収は結構賛成派で、Naiad のあの使いにくいと有名なUI周りとメッシュが改善されることを期待します。
・・・できれば、Mayaに統合してもらえると最高なのですが、むりだろうなーw

さて、話をもとに戻して。
今回も前回に引き続き SIGGRAPH 2012 の様子をお伝えしたいと思います。
「あれ? Job Fair の話は?」と言うご意見もあるかと思いますが、これは今行っている就職活動とまとめていつか記事にしたいと思っているので、今回はSIGGRAPH の講義や新製品に話を絞ってお伝えしたいと思います。

続きを読む: SIGGRAPH 2012 に参加してきました -後編-

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こんにちは、カサギです。

夏学期も無事終わり、いよいよSIGGRAPHの時期がやってきました。
正確には夏学期最後の週にSIGGRAPHがあったのですが、授業中R&D クラスの先生が「この中で、来週SIGGRAPHに行く人?」と聞いたところ、ほとんどの人がてをあげたため、「これじゃ、来週は授業にならないな…。じゃあ、来週の授業はSIGGRAPHの会場でやります。」という、何ともアメリカらしいノリ重視な理由で最後のクラスを合法的に休むことができました。

今回、自分にとっては3回目のSIGGRAPHだったのですが、やはり回を重ねるごとに慣れというか、英語がちゃんと分かるようになったと言うか、いままで参加したSIGGRAPHの中でも一番楽しめた年だったと思います。
まあ、それと同時にアメリカでの仕事探しの難しさを改めて実感したSIGGRAPHでもありました。
(この編の詳しい話はのちほど)

しかし、アメリカの学会は日本の学会とちがって、非常ににぎやかと言うか、みんなお祭り気分で参加している感じで楽しいです。
日本の講義をまじめに聞くという姿勢も嫌いじゃないのですが、プレゼンテーターと参加者がお互いに意見を言い合っているのを見ると、自らこの学会の一員として参加しているって感じがします。

さて、それでは話を本題にもどして。
今回は、いままでSIGGRAPHに参加した事の無い方にもなるべく分かりやすく、会場の雰囲気や登録の手続き、そしてどんなことが行われているのかをレポートしたいと思います。

続きを読む: SIGGRAPH 2012 に参加してきました -前編-

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こんにちは、カサギです。

先週、夏学期に取っているR&D(Research & development)のクラスで、お隣バークレーにある Tipped Studio(http://tippett.com/)に会社見学に行ってきました。
サンフランシスコ周辺のエフェクトハウスと言えばILM(Industrial Light & Magic)やPIXAR、DreamWorks/PDI が有名ですが、これら大手の他にも、数多くの中堅スタジオがこのエリアに集まっています。Tipped Studio もそんな中堅スタジオの一つで、最近だとimmortalsの神々とタイタンの戦いのショットなどを担当していました。

R&Dクラスを教えるCorey 先生は、AAUで夏の間だけ教鞭をとり、普段はTipped Studioの方で現役で働かれているディレクターだったりします。
なので、今回はそのCorey先生の紹介のおかげで Tipped Studioの方にお邪魔させていただく事ができました。
考えてみると、学校で会社見学に行くのはこれが初めてですね。アニメーション専攻の人は、何かにつけてPIXARに遊びに行ってるみたいですが、どうも自分はPIXARに縁がないみたいで、こんなに近くに住んでいるにもかかわらず一度も遊びに行った事がないです…。
…うらやましい。

また、昨日はかつてサンフランシスコに会ったThe Orphanageの元社員で、現在はAtomic fiction(http://atomicfiction.com/) の創立者であるKevin さんがお越しになり、実際の現場で使われているパイプラインについての講義かありました。
普段見る事の出来ない(普通は社外秘)のパイプラインについてかなり突っ込んだ講義と言う事もあり、6時間の授業があっという間に感じられるくらい熱い議論を繰り広げました。
やはりこれからの中規模スタジオは、いかにクラウドソースをうまく活用していくかと言う事が、コスト削減の焦点になりそうです。
アマゾンECとかが個人単位で使えるようになると、グッと作業時間が短縮できるようになるんでしょうね。

さて、話は変わって。
突然なのですが、8/6から8/10までロサンゼルスで開かれるSIGGRAPH 2012 に参加することがきまりました。2008年以来なので、実に4年ぶりのSIGGRAPHです。
今回は、「えっ?SIGGRAPHって何?」と言う方のために、SIGGRAPHの概要とその参加方法について簡単に解説したいと思います。

続きを読む: まだ間に合う! SIGGRAPH2012へ行ってみよう

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こんにちは、カサギです。

いつもなら1週間くらい更新が遅れたりしますが(…反省してます)、今回はなんと2日連続更新です。
と言うのも、前回の記事でお伝えしたように、4月28日はSpring Show の締切前日と言う「どう考えても記事を書いてる時間がない」と言う状況なので、そのデスマーチが始まる前のまだ精神的余裕のあるうちに記事を書いておこうと思います。
そのSpring Showの結果は、おそらく5月14日までには発表されていると思うので、次回の記事で発表したいと思います。

ちなみに、今回は2部門にエントリー予定です。

1つ目は「Matte Painting (マットペインティング)」
昔は映画の書割り(背景を大きな板に絵具で描いておくと、遠くからだと本物に見える)の事を言ったのですが、デジタルペイントが主流となった今では、映画の背景部分をPhotshopなどをつかい実写と手書きを混ぜて作成します。
エフェクトとは全然関係ない部門なのですが、授業で作ったショットが思ったよりも良いできなので、ダメもとでエントリーしてみることにしてみました。
運が良ければ Runner up (入選)くらいになればいいな、と考えています。
ちなみに作品自体は、半年くらい前にVimeoの方にアップしてあります。
よかったら見てみてください。

ANM 341 VFX2 Midterm Project from Hirofumi Kasagi on Vimeo.

2つ目、こちらが本命「Dynamics and Particles」部門です。
……こちらは、只今絶賛シミュレーション中(汗
正直、本当に29日までに完成させられるか分からなくなってきました。

目指すはWinner、最低でも Runner Up、いや、とりあえず仕上げて出品します。

と、言う訳で結果は来月の記事でお伝えしたいと思います。

 

さて、後半は前回の続きで、セミナーの一部を動画とともに紹介したいと思います。

続きを読む: Dive into Photoshop CS6 に参加しました -後編-

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PROFILE


プロフィールの詳細はコチラ

Hirofumi Kasagi (カサギ)
Effects Artist / 3D Generalist

福島県立会津大学を卒業後、2010-13年 アメリカはカリフォルニア州サンフランシスコ市にある Academy of Art University にて Animation and Visual Effectsを専攻する。

在学中から積極的に学外での映画製作に協力。
ハリウッド映画「Beast of the Southern wild」の制作に学生と言う立場で参加。
同作品は2013年度のアカデミー賞にノミネートされる。

AAUを卒業後、カリフォルニア州オークランドにあるVFXスタジオ「Atomic Fiction」に勤務。
現在もハリウッドの最前線で活躍を続けている。

【ホームページ】

【デモリールなど】

【参加作品】
(一部日本では未公開)


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