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2003年09月15日

手巻き寿司

今週は9.112周年でしたね。とはいえ、ドイツでは特に何もありませんでした。来年10月から機械読み取り式のパスポートなしでは実質アメリカに入国できなくなる(古いパスポートだと事前にビザの取得が必要)ため、パスポートの書き換えが面倒くさいとドイツ人はぶつぶつ言っています。

自分の国の事情のために26もの国にパスポートを変えろと要請できるなんて、いやーアメリカすごいですねー。いろんな意味で。ちなみに日本は、都道府県の旅券事務所で発行されたものであれば既に機械読み取り式なので、ほとんどの人は変更する必要がないようです。詳しくは外務省のサイトにて。

今週は、友達数人をアパートに招いて寿司パーティをしました。sushiと言ってイメージされるものは十中八九にぎり寿司なのですが、ただでさえドイツ、しかも海よりアルプスの方が近いザールブリュッケンで生食可能な魚は望めません。フランス料理では生牡蛎を食べますが、ドイツ料理で生の魚介類が出てくることはどう見てもなさそうですからねー。

そういうわけなので、手巻き寿司です。いろいろ考えた末、中身を自分で選べる方がいいだろうと手巻きにしました。あと、豆腐とネギとわかめの味噌汁、豆腐が余ったので冷奴、タコとわかめの酢の物、ビールのために枝豆も茹でました。

ビールは、写真のFranziskaner Hefe-Weissbier(フランツィスカーネル・ハーフヴァイスビア)です。ビール腹をなでながらビールを飲んでいるおじさんが目印です。そういえば、飲みながら「これたしかカロリーかなり高いんだよね。大きい塊で売られてるパンあるでしょ。これ1杯であれの半分くらいあるらしいよ」と友達が言っていました。翌日空き瓶を数えて判明したんですが、そんなハイカロリーなビールをひとりで2リットル以上飲んだ私は一体どうすればー!ビール腹だけは何としても避けたいところです。

調理前のタコを友達(カナダ人)に見せたところ、「顔!顔がついてるー!」と半泣きで逃げ出しました。・・・そりゃタコなんだから顔はついているだろーよ。しかしタコ酢は気に入ったようです。なんだかよくわかりません。他にも、水の中でどんどん増える乾燥わかめをなんとも言えない表情で物陰から見守っていたり、なかなか皆さん反応が面白かったです。

普段使う範囲の英語では、海苔もわかめも昆布もひじきもかじめも、ぜーんぶseaweedです。如何に彼らが海藻に関心がないかを如実に表していますね。それにしたって、weed(雑草)とはあんまりだと思いますが。

いや、それ以前に、海苔を食べて「魚の味がする」ってどういう味覚しとるんじゃーほんとに舌ついてんのか?・・・と思うのは日本人で、そもそも味蕾(みらい)の数が日本人より少ないと言われる上に魚介類を食べ慣れていないのでは、それも致し方ないのです。

寿司はすっかり世界中に知られていますが、実は寿司を本当に美味しいと思って食べている欧米人はものすごく少ないような気がします。ほとんどの人が寿司を食べる理由は「ヘルシーだから」なのでは。

ちょっと前に「身体に良い」という理由で赤ワインが日本で大流行りしたようなものですね。アメリカにいた頃、一部のアメリカ人に対して、この人たちはヘルシーだとさえ言われればタイヤをかじって硫酸を飲むことすらいとわないかもしれないと思ったものです。

しかし、動機がなんであれ、生魚を食べるなんて野蛮だと言われるよりは、寿司うまいよねーと言われる方が嬉しいことに変わりはありません。たとえその寿司が裏巻きのカリフォルニアロールであろうとも。

投稿者 akiko : 2003年09月15日 21:37

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