« 風邪です | メイン | 犬の排泄物問題 »

2004年06月15日

欧州議会選挙終了

ここのところ天気が良いにもかかわらず知覚実験のために穴倉のようなフォトスタジオによくもぐっているので、カメラを持って家の周りを散歩してきました。風邪も治ったことですし。今は本当に良い季節です。夜10時くらいまで明るくて、今日の写真を撮ったのは夜9時前です。年中こうだと最高なんですが、冬は午後3時に暗くなるんですよね。

ヨーロッパでは、欧州議会選挙が日曜日に行われました。

欧州議会選、中道右派が最大勢力 反EU政党の躍進も(CNN.co.jp)

欧州議会選、中道右派が最大勢力維持 独仏で政権党敗北(朝日新聞)

ドイツ社民党、戦後最低の得票率 欧州議会選(朝日新聞)

欧州議会選:拡大EUに逆風の結果 投票率も史上最低(毎日新聞)

そもそも私は欧州議会の詳しい仕組みからしてよくわかっていないんですが、とりあえず選挙があったということで。そういえば私はここ何年も、住んでいる国で選挙権がない生活ですね。

日曜日は友達のアパートで選挙速報とサッカー欧州選手権中継(イングランド-フランス戦)を交互に観ながらいろいろしゃべっていました。サッカーどっちが勝つと思う?と聞かれて、そもそもルールがよくわからんと答えた私は宇宙人扱いされましたが。どーせ私はドイツにいながらサッカーに興味がなく、アメリカにいたくせにフットボール(アメリカンフットボールです。念のため)がさっぱりわかりませんよだ。そして案の定というかなんというか、暴動とセットのヨーロッパサッカーです。

この5月に拡大したEUは現在25ヶ国が所属し、公用語は11から20に増えました。これにともなって翻訳作業ももちろん増えるわけで、EUは現在この対応に追われているようです。加盟国の平等を標榜するEUは、面倒くさいから事実上世界共通語の英語に、というわけにはいきません。文書の翻訳なんだしいっそラテン語で統一しちゃえばーと思うのは部外者の勝手な意見ですかね。ヴァティカン(※)はEU加盟国じゃないし。ここはひとつ、ヨーロッパ系言語のどれにも似ていない日本語なんてどうよ?とヨーロッパ人に提案すると、そんな見るからに面倒くさそうな言語は採用できん!と即刻却下されました。

どんなに作業が面倒だろうと経費がかかろうと、異質な文化と言語を持つ者どうしなんとか対等に共存しようという姿勢は好感が持てます。まあ現実には、たとえばリトアニア人とギリシャ人とスペイン人が会話する時など、英語しか妥協点がない場合がほとんどなわけですが。でもヨーロッパ人にとって英語はそんなに難しい言語じゃないしなー。いまだに英語でしょうもない間違いの減らない私はうらやましいです。

※ヴァティカンはラテン語を公用語として採用しています。EUには加盟していませんが、ユーロ経済通貨同盟には加盟しています。経済通貨同盟に加盟しているEU非加盟国は、他にサンマリノ、モナコ、アンドラがあります。

余談ですがモナコはたしかフランスと「男子の王位継承者がいなければフランスに併合」という協定を結んでいたはずで、これはまだ有効なんでしょうか。まさに王家に国の存亡がかかっているという点で、日本の皇室どころではない切実さですね。その王位継承も、婚姻か養子縁組によってなされ、王の国籍はモナコかフランスである必要があり、さらにフランス政府の承認が必要というものです。それってほんとに独立国なのか?という疑問が頭をかすめますが。うーん。

投稿者 akiko : 2004年06月15日 06:10

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://aizu.nowhere.co.jp/mt/tkevn244.dir/2659

コメント

コメントしてください




保存しますか?