2004年09月20日
ウイグル人組織、米に亡命政府発足
急激に寒くなってきて、もう秋です。というか冬に入りかけています。今日はやや厚手のニットの上着を出しました。ああこれからどんどん日が短くなる…まだ夏時間中なのでなんとかもってます(って変だな)けどね。さて、
というわけで、ウイグル人の友達と祝杯をあげてきました。これはなかなかに大きな一歩ですね。イラク同様、アメリカはこの地域の天然資源が目当てなんだろうとかいう邪推の余地はありますが、現状としてはこれ以上はなかなか望めないステップです。本当に良かった。しかし祝杯…あんたムスリムでしょうがという私の突っ込みは、アッラーは寛大で慈悲深いから大丈夫とあっさり流されました。まあそういうもんですかね。
このニュース、東トルキスタンにもちゃんと届いているといいんですが。東トルキスタンって何?と思われた方のために少し説明しますと、トルキスタンというのはアジア中央部、パミール高原と天山山脈を中心としてその東西に広がる地域を指します。西部の西トルキスタンは現在、カザフスタン・トルクメニスタン・ウズベキスタン・タジキスタン・キルギスであり、東部の東トルキスタンは中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区となっています。
この東トルキスタンにて、ずっと地道な独立運動と中国政府による独立運動家への弾圧および民族浄化が続いています。諸々の事情により全然日本では報道されませんけどね。つーか日本は、中国政府へのODAで間接的にチベット・ウイグル・内モンゴル等での弾圧に手を貸しているようなもんです。東トルキスタンに関しては、東トルキスタン情報センターのサイトにいろいろあります。
ちなみに、チベットはインドに亡命政府が存在します。中国政府の監視の目をかいくぐってチベットからインドに脱出するために、ほとんど着のみ着のままでチベット人はヒマラヤを越えるのだとか。チベットのニュースや支援方法等については、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のサイトを参照してください。
ざっと見たところ、少なくともチベット問題はヨーロッパ(というくくりは多少大きすぎますが)でかなり広く知られているようです。アムネスティはじめ、こちらの人権団体はこの問題にかなり敏感です。でもなんで、チベットや東トルキスタンは独立運動で、バスク・北アイルランド・チェチェンはテロと呼ばれるのかよくわかりません。
さらに、派手にいろいろやらかすチェチェンはともかく、ロシアの他の小数民族のことはほとんど知られず黙殺されているようです。EUとロシアの繋がりがだんだん強くなってきている以上、ヨーロッパにとっては東アジアのことよりもよほど重要だと思うんですが。まあ自分たちにとって都合の悪いことを隠蔽するのはどこも同じですかね。
もしかして、コーカソイドが有色人種の宗主国になるのはよくて、有色人種がコーカソイドの宗主国になるのは許せないというのが根底にあるんでは?とつい勘ぐりたくなります。歴史的に見ればついこの間まで有色人種は人として扱われていなかったヨーロッパ、一概に被害妄想とばかりも言えないような。オランダの日本に対する感情とかを見ても、そう思います。あ、別に観光客が個人レベルで嫌な思いをするという意味ではないですよ。
投稿者 akiko : 2004年09月20日 21:59
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