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2003年11月10日

再びトリアーへ

週末は、ドイツに来ている先輩とその同僚の方をトリアー(Trier)に案内してきました。写真はトリアーで貰ってきたパンフレットです。私は案内も何も、さんざんモーゼルワイン(※)飲んで好き勝手にしゃべっていただけのような気もしますが。久しぶりに日本語を何時間も喋り続けて楽しかったです。先輩の同僚の方に「会津大の卒業生っていうのはお前らみたいな奴ばっかりなのかー」とか言われたような気もしますが、きっと気のせいです。

今週はThe Matrix Revolutionsを観に行ってきました。ドイツ語吹き替え版です。というか、ザールブリュッケンには吹き替えしかないのです(※※)。ようやくbe動詞を覚えたばかりの私が理解できる台詞はもちろん全体の5%くらいなわけですが、それでもなんとかなるという観客に優しい映画で良かったです。つくづく、ウォシャウスキー兄弟は日本のアニメが好きなんですね。

私のドイツ語は、亀のような歩みながら一応進んでいるようです。今は現在形動詞の活用をいろいろ覚えているところです。しかしあいかわらず、何故名詞に性別があるのか理解できない・・・これはドイツ語に限らず、英語以外のヨーロッパ系言語のほとんどは名詞に性別があります。

人に関する名詞に性別があっても不思議ではないのですが、何故椅子とか机とかヤカンとかに性別が必要なのでしょうか。ドイツ語で、ナイフ・フォーク・スプーンは全部性別が違います。それぞれ、中性・女性・男性名詞で、まとめてカトラリーと言う時は中性名詞・・・一体何のためにー!

そして、私のまわりのヨーロッパ人はコンピュータサイエンティストばかりなので、そういう質問をしても誰も答えてくれないのです。それどころか、「えっ?何故かなんて今まで考えたこともなかった」とか言われる始末です。いえ、私も日本語の文法に関して質問されてもまず答えられないと思うのでお互い様なんですが。

また、日曜未明に皆既月食がありました。トリアーからザールブリュッケンに戻った時にちょうど月食が始まっていました。今年は他にも、そう高緯度ではなくてもオーロラが見られるそうですね。もちろんドイツでも。日本も北海道で見られるとのことです。

※トリアーはモーゼル川(ライン川の支流のひとつで、コブレンツ(Koblenz)から分かれている)沿いにあり、このあたりは有数のワイン産地です。
※※電車で40分ほど行ったところに米空軍基地があり、その付近の映画館は英語で上映しています。

投稿者 akiko : 2003年11月10日 19:47

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