2004年08月02日
Fahrenheit 9/11を観てきました

Fahrenheit 9/11(華氏911)を観てきました。
特に何か目新しいことが描かれている映画というわけではありませんでした。共和党・民主党を問わずアメリカがずっとああいう国であることは、アメリカ人以外なら誰でも知っているわけでして。むしろ、これを観て驚いているアメリカ人にこっちが驚きたいくらいです。ただ、いくら周知のこととはいえそれを一本の映画にまとめあげた行為はやはり評価できるものだと思います。
まあボウリングフォーコロンバイン同様、偏ってますけどね。それは彼が意識してやっていることなわけですが。やや危険だと思うのは、これを観てブッシュや共和党のみを批判する風潮ができた場合です。それは監督の意図するところとは違うようですが、彼はわざとそのように編集しているようにも見えます。
いかん、感想が終わってしまいました。日本では公開までもう少し時間があるので、あまり詳細にふれるわけにもいきませんし。うーん他には…そうだ、マイケルムーア、余計なお世話かもしれんけど少し痩せた方が身体にいいよー。ロジャー&ミーとかボウリングフォーコロンバインの頃と比べてかなり横に成長してますし。このままでは、彼自身がSupersize Meみたいな映画のネタになりそうです。
他には…うーんうーん…あ、そうだ、この映画によってブッシュ支持が減るかというと、そんなことはないように思います。親ブッシュ派も反ブッシュ派も観る前から自分の意見は固まっていて、それが揺らぐことはないでしょうね。
ムーアは次はパレスチナ問題をやるんじゃないかと噂されていますが、それが本当だとしたらいよいよもって危険だなあ。彼はただでさえ、アメリカの過激派右翼にもっとも命を狙われていると言われています。その後北朝鮮までやってくれると面白いんですが、これはアメリカ国内との利権による繋がりがなさそうなので無理そうですね。
リンク:
・マイケルムーア.com
・ムーア突撃取材by CNN
投稿者 akiko : 2004年08月02日 21:40
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