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2004年10月11日
再びLost in Translation(英語版)

アパートの洗濯機がまた使えるようになりました。嬉しいー。嬉しいので、掛け布団やら毛布やらも洗いました。乾燥機でふかふかです。乾燥機は有難いんですが、やっぱりガスがいいなー。今のアパートにあるのは電気乾燥機で、アメリカのコインランドりーで使っていたガス乾燥機にはかないません。乾燥機導入をご検討に方には是非ガスをおすすめします。
さて、ようやくLost in Translationを英語で観ました。前回はドイツ語で観て逆ロストイントランスレーションに陥ってしまったので、ようやくすっきりしました。やっぱりしゃぶしゃぶ食べたい…いえ、これは食べ物映画じゃないですね。
でも、あれって日本人が見ればしゃぶしゃぶ屋だとわかりますが、私は映画の後に「テーブルの真ん中でたぎっていたあの湯はいったい何だったんだ?」と質問攻めにあいましたよ。まあこちらにはチーズフォンデュがあるので、説明しやすいといえばしやすいんですけど。
しかし、パークハイアットのかなりいい部屋に泊まって、ニューヨークバーで連日飲んだくれるのは、まったくもって普通の日常じゃないと思うんですが…あ、映画だからいいのか。個人的には、日本の賑やかな街並をもっと映してほしかったです。東京はいかにもアジアの大都市ですし。あのいろいろまざった雑多な感じがいいんですよ。何でも呑みこんで受け入れてしまう懐の深さがアジアの魅力だと思うので。何でもありの東京は、まさにそんなアジア一の都市の名にふさわしい魅力的なところですね。
新幹線から見える日本の海とか、京都の緑の美しさも良かったですね。京都、それも平安神宮とはあまりにベタでもう少しひねれよという気もしますが、主人公が日本マニアという設定ではないのでしょうがないです。
で、友達と「ねえねえ、あの京都の、ほら結婚式の場面さー、あの公園なんていうの?」「…あれは公園じゃない」「え?そうなの?」「うん、あれは神社」とかしゃべりながらちょうど通りがかった店先にあったのがガネーシャの置物でして…「あ、このエレファントブッダかっこいいよね。ひとつ欲しいな」「…それはブッダじゃない」「え?そうなの?」「それは神様!それもヒンドゥー教の(※)」…ああカルチャーギャップ。いろいろ難しいですね。
※厳密には、ガネーシャは日本で言う仏教の歓喜天(聖天)にあたるのですが、これを説明しだすとものすごーくややこしくなりますんで。まあ天は仏陀じゃないんで、間違いじゃないですね。そもそも、「天」って英語でなんて言うんだべー。
投稿者 akiko : 2004年10月11日 22:02
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