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2006年01月17日
ウィスキー旅行 追記
・スペイ川
スコッチウィスキーにとっての母なる川と言っても過言ではないこの川。川底はピートのために黒ずんでいました。夏場は釣りを楽しむ人も多いらしいですが、なんせ時期が時期なので川面に氷が流れているばかりでした。すぐそこをキジが歩いていたりして、スペイサイドはなんとものどかなところです。あんなに人里近くにキジがいるなんて、スコットランド人はキジ食べないだなーと思って眺めていたら、キジに走って逃げられました。あれ、なんかばれた?
・スピリッツ
ポットスティルから出てきた蒸留されたてのウィスキーは無色透明です。これをスピリッツと呼ぶのですが、なんとボウモア蒸留所でこのスピリッツを味見させてもらえました。(なぜこんな重要なことを書き忘れるんだ自分…)
さて、味見させてもらえたのはいいんですが、一口含むとまるで鼻を殴られたような破壊力です。アルコール度数が90度を超えるスピリタスという酒がありますが、あれにそっくりですね。このとがりきったスピリッツが、樽の中で眠らされることによって琥珀色に変わり、味も少しずつ丸くなっていくというわけです。
私はボウモア30年を飲んだことがありますが、このスピリッツが30年を経て芸術品のようなウィスキーに変わるなんて感慨深いです。人間は30年くらいじゃこうまで熟成しないもんなー。ええ、なんせもうすぐ三十路ですから。
・ボウモアカスクコレクション
で、自分用のおみやげにボウモアショップで購入したカスクコレクションです。左から順に、DUSK(ボルドーワイン樽)、DARKEST(シェリー樽)、DAWN(ポルトワイン樽)です。

この他に、12年15年17年ボウモアがセットになったコレクションもありました。こちらはまあどこでも手に入るかなあと思ってカスクコレクションにしましたが、スタンダードなボウモアをお好みの方はこちらの方がいいかもしれません。
投稿者 akiko : 2006年01月17日 20:58
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