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2001年06月20日
9ヶ月経って(その2)
期末試験が終わって休みに入ってから数日、PCがネットに繋げず更新が滞ってしまい、大変失礼致しました。あいつ生きてるのか?!と思われた皆様、私は しぶとく なんとか生き延びております。
先週の金曜日にFinals weekが終わり、日曜は卒業式でした。写真はその卒業式前の状態です。まず学部ごとに集合して、ここから会場まで行進です。午前が大学院で午後が学部の卒業式(修士は修了式)でした。今年の学部の卒業式はなんとフットボール競技場で行われたため、私も知り合いの卒業生からチケットを貰い、観に行ってきました。こういう演出をさせたらアメリカは巧い!しかし、式の始めに長いスピーチがいくつもあるのは日本と同じなのですね。
おかげさまで、試験2つにプレゼンテーション2つという恐ろしいFinals weekも終了しました。ひと安心です。ちなみに、1時間のプレゼンテーションがあった授業はComputer Architecture。アーキテクチャといえば、学部の時にもっとも苦しんだ授業ベスト3に間違いなく入るあの科目です。そんなので論文書いてプレゼンテーションしてなおかつ他人のプレゼンに参加して質問までしろだなんて、そんなの無理に決まってるべした!(会津弁)と思っていましたが、まあなんとかなるものですね。なんとかしたというよりでっちあげたという方が正しい気もしますが、何にせよ済んだことです。ALL DONE! あー嬉しい。
先週の続き、ストレスマネジメントに話を戻しましょう。私はこれで丁度9ヶ月ですが、9ヶ月目にしてやっと「慣れてきた・・・かもしれない」と思う程度です。9ヶ月目でこれですから、来た当初のストレスはすさまじいものでした。カルチャーショックに次ぐカルチャーショックの上に学業のストレスが重なっておまけに風邪で熱を出してしまったりして、一時期は鏡を見るとぞっとするほど痩せました。このようなことは最初のオリエンテーションなどでさんざん言われていたのですが、聞くとなるとじゃ大違いですね。いくらアメリカの大学の受け皿がしっかりしていてカウンセリングプログラムなどあるとはいっても、英語で打ちひしがれている時に英語のカウンセリングに行く気力などあるわけないのが実際のところです。
つくづく有難いと思ったのは、友達の存在ですね。日本の友達しかり、こちらに来てからの友達しかり。同じ波長で真面目な話ができてそう頻繁には会えない友達、という存在がひとり身近にいるとまったく違うと思います。「そう頻繁には会えない」というところがポイントかもしれません。毎日顔を合わせられるような人だとどうしても依存してしまいがちですからね。
「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」(遥洋子著)の中に、「『クラスで自分が一番アホ』という劣等感」といったような表現がありましたが、私はこれがずっとつきまとってストレスの元になっていました。この劣等感にどのくらいさいなまれていたかというと、秋学期の授業がまだ始まってもいないうちから登校拒否を起こしそうになるほどでした。今でもつきまとってはいますが、以前に比べたら自信の切れ端のようなものがほんの少しだけついてきた気もします。このような場合、勉強する以外に根本的な解決策はないわけですが、その過程におけるストレスマネジメントという点で友達は欠かせない存在だと思います。
それにしても、半年くらいで泣いて帰るかもしれないと思っていたところを、9ヶ月もよく乗り切ったものです。卒業式は皆非常に良い笑顔をしていましたが、このぶんだと、私は泣かないという自信がない・・・ま、出られたらの話ですけどね。じゃなくて出られるようにしなくては!頑張れ自分。
投稿者 akiko : 2001年06月20日 23:11
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