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2001年07月03日

男女雇用機会均等法とアファーマティブアクション

夏至も過ぎ、少しずつではありますが日が短くなりつつあるように感じます。と言っても、日没は22時ちょっと前ですが。高緯度&夏時間恐るべし。時間の感覚が狂います。

先週一週間はずっと曇っていて気温も低く、まったく夏らしくなかったのですが、日曜日からやっと天気が戻ってきました!日本に比べて湿度が低いので快適です。ハードコンタクトレンズは少々辛いけれども・・・。というわけで久々に晴れたので、写真は大学のMemorial Unionです。手前で何やら工事が・・・気にしないでください。

さて、ほぼフルタイムで働き始めて一週間です。冷房が効きすぎで寒い・・・。学期中からぼちぼち働いていたので、一月ちょっと働いていることになりますが、たった一ヶ月でも痛烈に感じるのは、アメリカの職場の男性の上司は女性の部下を使うことに対して非常に気を遣っている、ややもすれば過敏であるということです。無理もないといえば無理もないことですが。何かあればすぐ訴訟沙汰になる国ですし。

日本で学生をしながらアルバイトをしていた頃、若くて女性であるということがそれだけでもう十分不利であると感じることがよくありました。しかしまさか一年で3つずつ歳をとるわけにもいかないし今更性別を変えるわけにもいかないから変えるべきは環境だ、と思って辞めた仕事場もあります。雇用機会均等法が改正されたのはたった数年前ですし、日本の会社には多かれ少なかれあることだろうという気がしています。

アメリカには、雇用機会均等どころか、アファーマティブアクション、積極的差別是正措置とでもいいますか、要するにマイノリティ優遇措置がとられることもあります。これはこれで逆差別の可能性が懸念されますが。過渡期にはそういう措置も必要なのかもしれません。が、一時的なものであってほしいと思います。

はっきり言って、アメリカも日本もどっちもどっちだというのが現在の私の感想です。セクシャルハラスメントで訴訟されるのを恐れるあまりに過敏になっているアメリカの上司は気の毒ですし、法律を知らないんじゃないかとこちらに思わせるような日本の会社も気が重くなります。ただし、このような場合、アメリカにあって日本にないものは、おかしいと感じたらおかしいと言える機会と社会の雰囲気だと思います。日本にも法律上は機会があります。が、実際に行動に移すには大変な勇気と労力が必要であることは想像に難くありません。

ただ、アメリカにもそのような機会を悪用する人がいるわけでして、その結果、過敏な男性上司が増えることになるのでは本末転倒ですね。逆説的ですが、弱い立場を利用して強く出るというような。日本で痴漢の冤罪は増えているようですが、同じようなことがアメリカの職場では多々あるのではないかと思われます。だからといって女性を雇わないなどというわけにも法律上いかず・・・お気の毒です。まだ先の話ですが、就職先を決めるにあたって色々と考える部分ですね。

投稿者 akiko : 2001年07月03日 03:06

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コメント

アファーマティブアクション、つきない話しです。

投稿者 高橋りう司 : 2006年10月04日 09:43

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