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2003年10月20日
ドイツ語

最近、ろうそくで火遊びしています。別に停電があった(※)というわけでもいきなりそういう倒錯的趣味に目覚めたというわけでもありませんが。いわゆるアロマキャンドルは好きな匂いのものに巡り合ったためしがないので、無臭のろうそくです。しかし火の始末には気をつけなくては。
アロマといえば、お香でエキゾチックジャパーンな気分を楽しむ外国人は多いです。が、蚊取り線香を焚いてみたり仏壇用の線香を焚いてみたりして、「決して間違ってはいないけど何かが違う!」と日本人につっこまれている人も少なくないようです。
さて、大学は今週からようやく学期が始まります。専門科目の授業による必要単位は既に取り終えているので、やっと重い腰を上げてドイツ語を勉強し始めることにしました。週に2コマの初級クラスです。しかし普段の生活ではドイツ語ができなくてもさほど不自由しないし、英語のように論文の読み書き&ディスカッションできるレベルに到達する必要は特にないのです。プレッシャーがないといえば聞こえはいいのですが、要するに簡単に挫折しかねないような・・・だからここに書くんですけど。
ドイツに来たばかりの頃の私はそこらへんの犬よりドイツ語がわからない状態でしたが、現在はなんとか犬レベルです。早く人間になりたーい。・・・なんか違うな。とりあえず、友人の息子(生後6ヵ月)がライバルです。あっさり抜かれたりして。
まわりを見ていると、当然ながら第一言語がインド-ヨーロッパ語族の人はドイツ語の習得がかなり早いです。お互い親戚みたいなものですからね。ポーランド人の友達にいたっては「ドイツ語はポーランド語より音の数が少ないから楽」などとまで言います。英語ですら苦労が絶えない日本人(※※)の私はどうすれば・・・まあのんびりやります。
一切恥をかかずに語学を習得することはおそらく不可能だと思うのですが、かけるだけの恥は英語でかきまくったので、今更ドイツ語でビビることは何もないです。アメリカに行ったばかりの頃、アメリカ人に"Speak English, please"と言われた時の悔しさはよく覚えています。今なら5倍くらいの皮肉にして言い返せるのにと思うといまだに少し悔しいくらいです。しかし、ここに書いたり酒の席のネタにして笑い飛ばせるようになったなんて、いやー自分は成長したなー(自画自賛)。しかし、英語がなんとかものになるまで10年かかったことを思うと・・・先は長そうです。
※NYの皆様、その節は大変だったと思われます。遅ればせながらお見舞い申し上げます。
※※ご存知のように、日本語は他の言語に比べて音の種類がとても少ないのです。
投稿者 akiko : 2003年10月20日 17:26
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