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2006年02月27日
アパート探し

まず、ドイツの賃貸事情について説明しますと…
・キッチンがついていればラッキー
・壁紙が貼ってあればラッキー
・床が貼ってあればラッキー
・電灯がついていればラッキー
だったりします。マジです。したがって、不動産広告では、「キッチンがある」「床が貼ってある」は十分売り文句になっています。新築物件の場合など、これはすべて絶望的で、どうかするとバスタブと洗面台すらついていない場合があります。
私が今住んでいるアパートは、これをすべてクリアしている(バスタブはなく、シャワーブースだけですが)上に、家具つきで、しかもコインランドリーまであります。さらに、風呂場より広いバルコニーつきで、立地は山の手の高級住宅街で環境よし、そして建物じたいもかなり新しいです。それでいて、相場より安いという掘り出し物です。なかなか、これ以上の条件というアパートは見つかりません。
ドイツ人わけわからん!と思うことはたくさんありますが、この「キッチンとともに引っ越す」というのが、わからん!の最大級です。分譲ならまだしも、賃貸なのに。さらに、壁紙を自分で貼って、床を貼ってならして、天井からぶら下がっているだけのコードに電灯をつけて…面倒くさすぎ。
さらに、引き払うときはこれをすべて初期化する必要があります。つまり、キッチンを取り外し、壁紙をはがし、床をはがすのです。私には絶対無理!
賃貸の良さというのは「気軽に移ることができる」「たった今からでも住もうと思えば可能」という点にあると思っていたのですが、どうやらドイツではそういうわけではないようで…ほんと、ドイツ人は元気だなー。
投稿者 akiko : 22:56 | コメント (0) | トラックバック
2006年02月21日
ややドイツ人な週末
ええ、ドイツ人の週末というのはですね、
・土曜日 - 買い物(食材・日用品のまとめ買い)
・日曜日 - 散歩
と決まっております。法制化されてるんじゃないかと思うほどです。そういえ
ば、年末年始に行ったイギリスの朝食もそんな感じでした。どこに行っても

この朝食です。トースト、目玉焼き、ハム、ベーコン、ブラックプディング(豚
の血を固めたもの)、コーヒーか紅茶。少し豪華になると、おまけとしてヨーグ
ルトや果物がつきますが、基本はほんっっっとにどこに行ってもこれです。しま
いには、違反したら罰金でもとられるんじゃないかと思えてきました。
どこかで、イギリス人は4歳になるまでに口にしたものだけを生涯食べ続けると
読みましたが、この朝食でほぼそれを確信しました。ドイツ人の食生活も、かな
り似たような感じです。ついでに週末の過ごし方も。
もしかして、この週末の過ごし方を外すとドイツ人は具合が悪くなるんじゃなか
ろうかと、時々心配になります。しかし、店という店が閉まっている日曜日に、
ウィンドウショッピングして楽しいんだろうか…いまだに疑問です。どうせな
ら、店員さんがいて店が開いている時の方がいろいろ見られて楽しいでしょうに。
投稿者 akiko : 23:30 | コメント (1) | トラックバック
2006年02月13日
ストラスブール

どちらも最新型の電車です。かなり古い車両が走っている路線もたくさんあります。
ストラスブールといえば大聖堂ですね。真下から見上げるとこういう感じです。

活版印刷の祖グーテンベルクの銅像が、街の中心にある広場にそびえています。そのグーテンベルク広場から大聖堂へ抜ける小道は、いつ来ても遠近感が狂いますね。

大聖堂でかすぎです。そういえば、グーテンベルク広場ではかの銅像の足元で古本市が立っていました。なんかいいなあ。古本といえば、パリのセーヌ川沿いに古本市が毎日立っているんですが、けっこう日本語の本があります。
さてさて、いろんなお店を覗きつつ、お昼ごはんはムール貝です。お前はベルギーであれだけ食ってまだ食うか!と言われそうですが、ムール貝です。

喉元すぎればなんとやら。ベルギーでムール貝の食べ過ぎのために肉がついたことなど、すっかり忘れています。
おなかがいっぱいになったところで、またショッピングジプシー…と、ギャラリーラファイエットで「メイクアップサービスはいかがですかマダム?」と声をかけられました。実はプロの手で一からメイクをしてもらうのは初めてです。どきどきどき。
結果として、ファウンデーションの使い方やチークシャドウの入れ方など、とても勉強になりました。が、アイシャドウがえらく濃いです。こんな感じ。

そりゃ調子に乗って「緑!」とか言っちゃったのは私なんですけどねー。これでも、「ちょっと濃いから薄くして」と頼んで薄めてもらったんですよ。最初はもっと濃かったです。やってみたい方は、ぜひぜひギャラリーラファイエットなりセフォラなりへどうぞ。
投稿者 akiko : 21:13 | コメント (2) | トラックバック
2006年02月02日
パセリとバジル
なんだかんだ言いつつもやめられないんだから、自分でもよっぽど好きでやってるんだなあとは思いますが。こういう時、自分がとんでもないマゾに思えてなりません。
〆切で胃が痛いので、小さな買い物くらいは我慢などせずにしてしまおうと、前々から欲しかった鉢植えのバジルとパセリを買いました。バジルがとてもいい香りです。パセリもバジルも、瓶のものにいまいち満足していなかったので、これはかなり当たりです。

それはいいのですが、パセリはともかくバジルってかなり日照量が必要なハーブのはずなのです。冬のドイツで大丈夫か…案の定、購入後にでてきた葉はなんだか色が悪いです。困ったなー。これはそろそろ枯れる時期だからそうなのか(バジルは一年草です)、それともやはり日射量ゆえなのでしょうか。そもそも、これは原産地がインドや中東付近だといわれる植物、そんなものをドイツでなんとかしようとこころみるのが間違っているのかもしれません。
ともあれ、ぶちぶちとちぎってはトマトとモッツァレラチーズに載せてみたり、パスタソースに入れてみたり大活躍です。鶏肉やピーマンと炒めてタイ米と食べるのも美味しいです。