« アブソルートアイスバー東京 | メイン | 大相撲五月場所 »
2006年05月18日
死海風呂

一見すると普通のお風呂ですが、イスラエル直輸入の死海の塩をたっぷり入れたお湯は、なめると塩辛いどころか苦くてぴりぴりします。後頭部をお湯につけてそのまま全身の力を抜くと、ぷかーんと浮きます。ほとんど水死体と見分けがつきません。
15分の入浴で、サウナ45分ぶんの効果があるそうです。浸透圧のため、25分以内でお湯から出なければ脱水症状を起こす可能性があるので、そこだけ注意しなくてはなりません。そして、あがる時にはシャワーで完全に塩分を落としきります。
また、洗い場には死海の塩で作られた全身用(髪も含む)ボディソープと石鹸が置いてあります。このボディソープで頭のてっぺんから足の先まで洗って、もう一度浴槽にしばらくぷかーん…で、最後はシャワーで全身を流しておしまいです。
ここまでは、簡単に浮けること以外普通のお風呂とあまり違いがないように感じていました。が、脱衣所で身体を拭き始めると、拭いても拭いても汗が噴き出してくるのです。
宿の女将さんに、このボディソープで全身を洗った後は化粧水などは特に必要ないと聞いていたので、ためしにそのまま何もつけないでおきました。氷水とビールをがぶ飲みしてようやく汗がひき喉の乾きもおさまって落ち着いてみると、いつのまにか肌はもちもちになっていました。死海の塩すごいですねえ。
料理は、一番最後の鯛めしが出る前におなかいっぱいになりすぎて居眠りしかけるほど出てきました。全部食べられないお客さんも少なくないとのことです。ええ私は全部食べましたよ。
朝、ふたたび大量のごはんをいただき、もう一度死海風呂で浮いてからチェックアウトしました。噴き出す汗がおさまるまで化粧ができないので、これは食事の前の方が良かったかもしれません。ともあれ、お風呂と料理をたっぷり満喫してきました。今回は行かなかったのですが、旅館近くのあわびラーメンも美味しいようです。
投稿者 akiko : 2006年05月18日 20:52
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://aizu.nowhere.co.jp/mt/tkevn244.dir/3534